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学校関連感染拡大続く 県内3日連続50人超

2022年1月16日 05時00分 (1月16日 12時27分更新)

コロナ


 県は十五日、新たに十歳未満〜七十代の男女五十五人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。新規感染者が五十人以上となるのは三日連続。直近一週間では三百六十人で最多を更新した。小中高校では十校十二人の新規感染が分かり、児童生徒、その家族への感染拡大が連日続いている。 (長谷川寛之、藤共生)
 学校関連では、越前市南中山小、王子保小、神山小、福井市豊小、小浜市今冨小、坂井市平章小、若狭町上中中、福井市の羽水高で児童生徒各一人が陽性となった。越前市武生第二中では生徒の家族一人が陽性となり、感染者の累計は七人になった。
 越前町萩野小では児童一人の陽性が判明。接触のあった児童と教職員三十三人を検査し、十七、十八の両日を休校とする。越前市の武生商工高工業キャンパスでは生徒二人が陽性となり、十七日まで休校する。
 福井村田製作所武生事業所(越前市)では新たに従業員と家族らで十七人の感染が分かり、累計で百十八人となった。そのうちこれまでの感染者を含めて同じ棟で働く十人の感染が確認されたため、県はクラスター(感染者集団)と認定した。同社の宮崎工場(越前町)では従業員や家族ら五人が陽性となり、累計で二十人となった。
 日本原子力発電は敦賀発電所(敦賀市)に勤務する社員一人と協力会社社員一人の感染を確認したと発表した。
 感染ルートごとに区別した、この日の新規系統は十四系統。県健康福祉部の窪田裕行部長は「新規系統が減らないと感染者数は減らない」と述べた。
 市町別では越前市二十人、鯖江市、敦賀市、小浜市各六人、福井市五人、坂井市三人、若狭町二人、あわら市、越前町、非公表各一人、学校関連は四人。
 新型コロナウイルスの感染者の急激な増加で、空き病床が残り少なくなっている「宿泊療養施設」について、県は十五日、早ければ今月末に県内で百床以上増床できるとの見通しを明らかにした。
 県内の宿泊療養施設は同日現在、三百七十五床のうち三百二床(80%)が使用されている。同施設には、民間ホテルなどを充てており、感染した軽症者、無症状者が入っている。
 増床の見通しは、県健康福祉部の窪田裕行部長が会見で説明。県の募集に応じた民間ホテルを新たに借り上げて対応するという。臨時医療施設として準備している福井市内の体育館を充てることは、今回考えていない。
 また新型コロナの陽性者について県が十三日、これまでの原則全員入院から軽症者、無症状者の一部は「自宅での経過観察」に切り替えたことに関し、運用後の二日間で、希望した計二十八人が宿泊療養施設から自宅へと移行した。ほぼ無症状の患者ばかり。
 国の指針によると、感染者の隔離解除は、発症や診断から十日間経過した場合に認められる。県は十三日の方針変更を機に、十日間の最後の二、三日を自宅での経過観察に移行する措置を講じている。 (藤共生)

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