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オミクロン初の死者か 静岡市の男性

2022年1月16日 05時00分 (1月17日 10時16分更新)
 国内で新たに確認された新型コロナウイルスの感染者が十五日、二万五千七百四十二人となり、過去最多に迫った。一日当たりの新規感染者数が二万人を超えるのは二日連続。これまでの最多は、昨年八月二十日の二万五千九百九十二人。十五日には静岡市で死者一人が感染力が強い新変異株の「オミクロン株」に感染していたことが確認された。同株感染者の死亡判明は国内初とみられる。
 年末年始は五百人程度だったが、半月で約五十倍となった。感染増は「経験したことのない速さ」(後藤茂之厚生労働相)。十五日で国内の新型コロナ感染の初確認から二年が経過したが、「第六波」に歯止めがかからない状況だ。
 厚労省に助言する専門家組織はオミクロン株への置き換わりを踏まえ(1)軽症・中等症患者への医療提供体制の急速な逼迫(ひっぱく)(2)高齢者への感染波及による重症者の増加−を懸念している。
 感染者は都道府県別では東京四千五百六十一人、大阪三千六百九十二人、沖縄千八百二十九人など。青森、新潟、京都、大阪、兵庫、和歌山、広島、長崎、熊本、沖縄の十府県で過去最多を更新した。
 死者は群馬、東京、神奈川、愛知、広島、山口で各一人、計六人が報告された。厚労省によると、重症者は前日から十二人増えて二百三十三人となり、増加し続けている。
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 静岡県内では十五日、新たに四百八十八人の新型コロナウイルス感染者が確認された。静岡市は、オミクロン株感染で十二日に死亡が確認された高齢男性が八、九月にワクチンを接種しており、重い基礎疾患があったと明らかにした。静岡市がこれまでに発表した感染者のうち、この男性を含む二十三人が新たにオミクロン株だったと分かった。

◆県内新たに488人が感染

 静岡県内で十五日、新たに確認された四百八十八人の新型コロナウイルス感染者のうち県発表分は二百三十九人。重複計上があったとして、十四日に公表した裾野市の感染者一人を取り下げた。
 これまで確認されたクラスター(感染者集団)関連では、藤枝市の友人・知人の会食で新たに感染者が十一人増え計十七人に、伊東市でも友人・知人の会食で新たに四人を確認して計二十六人になるなど、計七件で合わせて二十人の感染が確認された。
 静岡市発表分は七十七人。既に確認されたクラスター関連では、プロバスケットボールチーム「ベルテックス静岡」で新たに一人増え計十三人に、市内の学校の部活動で新たに一人が感染し計七人になった。
 浜松市発表分は百七十二人。市は学校の教職員五人、動物園職員一人、北区区民生活課職員一人、市天竜B&G海洋センター職員一人の感染を明らかにした。
 掛川市も、市農林課職員一人を発表。県内陽性者との濃厚接触によるもので十三日から出勤していない。

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