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「非常に複雑...」日向寺監督、閉館決定の岩波ホールで「54年の歴史を、映画とともに味わって」

2022年1月15日 17時19分

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映画「安魂」初日舞台あいさつに臨む北原里英

映画「安魂」初日舞台あいさつに臨む北原里英

 7月29日で閉館することを発表した東京・神保町の岩波ホールで15日、日中合作映画「安魂」の初日舞台あいさつが行われ、元AKB48で女優の北原里英(30)ら出演者とともに登壇した日向寺太郎監督(56)が惜別の思いを語った。
 これまで65カ国271作品の名作を上映しミニシアターの草分け的存在だった岩波ホールが、54年の歴史に幕を下ろすという衝撃の発表から4日。上映後の舞台あいさつで大きな拍手に迎えられた日向寺監督は「多くの方に来ていただいて本当にうれしく思います」と感謝。「ただ、一方で皆さんご存じのように、私にとっても、とてもお世話になったこの岩波ホールが閉館するというニュースが数日前に飛び込んできて、その悲しみが一方であるので、非常に複雑な気持ちで今日は初日を迎えました。皆さまに見ていただいた喜びは本当にありがたく感謝申し上げます」と心境を明かしながらあいさつした。
 舞台あいさつの終盤でも同監督は「きょう来ていただいたことに感謝を申し上げるだけです。あと2週間、ここ岩波ホールで『安魂』の上映が続きますので、ぜひこの岩波ホールに足を運んでいただければ。岩波ホールの54年の歴史を、映画とともに味わっていただければうれしく思います」と呼びかけた。
 映画は大切な一人息子を失った父親の心の再生を描く物語。北原は中国人キャストが占める中で、唯一日本人として出演し、おせっかいな留学生役を熱演した。

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