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県民生協 物流・宅配拠点を開設 福井 災害時の避難場所にも

2022年1月15日 11時57分 (1月15日 11時58分更新)
県民生協とエルシーコープが開設した物流・宅配センター 

県民生協とエルシーコープが開設した物流・宅配センター 

  • 県民生協とエルシーコープが開設した物流・宅配センター 
  • 宅配用の商品を仕分けるセンターの従業員たち=いずれも福井市新保町で
 県民生協(福井市)と子会社のエルシーコープ(坂井市)は十四日、福井市新保町に県内コープ最大となる物流・宅配一体型のセンターを開設した。県内全域に宅配する冷蔵・冷凍品を取り扱い、組合員の自宅まで届ける中心拠点となる。センターには省力化を図るシステムを導入。また、災害時の避難場所としての活用も想定している。
 既存センターだけでは注文への対応が手いっぱいだったため、二〇一六(平成二十八)年七月に開設を決め、昨年九月に完成した。鉄骨二階建て、延べ床面積は約七千八百四十平方メートル。従業員二百五十人が働く。
 物流部門では、最大千四百六十品目の仕分けや加工を担う。宅配部門では、福井・坂井・奥越エリアの組合員二万六千八百人の配達を一手に引き受ける。両部門の併設により、県民生協の担当者は「作業の効率化につながる」としている。設備では新しい集品システムや重量物積み上げロボットを導入し、作業負担や仕分けミスを減らす環境を整えた。
 このほか、災害発生に備え、物資を保管するスペースを設け、避難者を受け入れられるようにした。敷地内には、かまどになるベンチや、トイレになるマンホールなども設置した。
 同センターであった開所式で、県民生協の松宮幹雄理事長は「組合員の暮らしに貢献する重要施設。責任を持って動かしたい」とあいさつ。式後の内覧会で松宮理事長らがスイッチを押すと、ベルトコンベヤーが動きだし、従業員が正面の棚から商品を次々と仕分けていった。 (曽根智貴)

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