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あわらの未来像示す 市長選立候補予定3氏 公開討論会

2022年1月15日 11時58分 (1月15日 11時58分更新)
公開討論会に臨んだ(左から)中川、佐々木、森の3氏=あわら市中央公民館で

公開討論会に臨んだ(左から)中川、佐々木、森の3氏=あわら市中央公民館で

 佐々木氏 新幹線の効果全域へ


 森 氏  ハコモノは運用大事


 中 川氏 観光地アクセス改善

 十六日に告示されるあわら市長選の立候補予定者三人による公開討論会が十三日夜、市中央公民館で開かれた。再選を目指す現職の佐々木康男氏(63)=番田、いずれも新人で元市議会議長の森之嗣氏(68)=春宮二、病院長の中川智和氏(58)=花乃杜一=の三人が、北陸新幹線芦原温泉駅開業に向けた取り組みや少子高齢化対策などについて意見を戦わせた。(各テーマの発言順で掲載)(畑明日香)
 新幹線開業に向けた取り組みについて、佐々木氏は開業効果を市内全域に波及させることが必要だと指摘。「駅利用者の利便性の向上や、市民や駅利用者が憩えるエリアとして駅周辺のにぎわい創出が大事」と語った。森氏は「ハコモノはつくることよりも運用が大事。持続可能な運用方法を市民と、とことん議論したい」と述べた。竹田川と駅周辺を一体的なまち歩き空間にしたい考えも示した。中川氏は「駅名の改称や、水陸両用バスで駅と観光地のアクセス改善に取り組みたい」と語った。観光や産業の規模を拡大させるため、坂井市との合併の必要性も訴えた。
 少子高齢化対策について、森氏は学校給食無料化や福祉のワンストップ相談窓口の創設を検討する考えを示した。「市発展の鍵」と語る温泉街と金津市街地を結ぶ幹線道沿線に、大型商業施設を誘致したいとも訴えた。中川氏は「子どもたちが競い、友達を増やすために、ある程度の仲間が必要」と小学校を七校から三校に統合する必要性を強調。若者の息苦しさをなくすため、掃除や祭りなど区の負担を減らすべきだと訴えた。佐々木氏は「少子高齢化は市の最大の課題」と危機感を示し、結婚新生活や多子世帯の支援充実、全天候型の遊び場整備などを挙げた。福祉は「実態に即して一人一人を支援していくことが大事」と主張した。
 産業振興について、中川氏は「デジタル化、エコ、災害対策を進めることでスマートシティをつくりたい」と述べ、メガファームの創設やマイナンバーカードの普及、洋上風力発電推進を掲げた。佐々木氏は「新たな生産性の向上や技術、人の継承につながる」としてスマート農業に取り組み、若者に魅力ある農業を推進する考えを示した。産業のデジタル化の必要性も強調した。森氏は「私も商売人。新しい販売システムの導入が経営負担になる経験がある」と語り、経済活動維持のための支援の充実を掲げた。新たなブランド野菜に取り組みたい考えも示した。
 討論会は三国・芦原・金津青年会議所(JC)が主催。新型コロナ対策で一般入場は行わず、動画投稿サイト「ユーチューブ」と福井・さかいケーブルテレビで配信した。同JCのユーチューブでアーカイブが視聴できる。

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