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<通風筒>

2022年1月15日 05時00分 (1月15日 05時01分更新)
 ◇…昨年の東京五輪・パラリンピックで表彰状にも使われた「美濃手すき和紙」の産地、岐阜県美濃市の板取川で十四日、原料のコウゾを川にさらす「寒ざらし」があった=写真。本美濃紙保存会と美濃手すき和紙協同組合の職人ら二十一人が、茨城県大子(だいご)町産のコウゾ二二・五キロを敷き詰めた。
 ◇…流水に浸し、日光で自然漂白させて不純物を取り除く。工房の水槽での作業が一般的だが、技術継承を目的に実施。職人らは気温零度の雪景色の中、水温四度の川に入り作業した。
 ◇…組合の鈴木竹久理事長(72)は「きれいな板取川の水にさらすことで良い紙ができる。技術はこれからもずっと残したい」。和紙も雪も、日光を浴びて白く輝く。

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