【ボクシング】井上尚弥、井岡一翔との国内”夢対決”に興味 「(相手が)上げてくるなら…」
2022年1月14日 22時52分
ボクシングのWBA、IBF統一バンタム級王者・井上尚弥(28)=大橋=が、WBOスーパーフライ級王者・井岡一翔(32)=志成=との国内ビッグマッチに興味を示した。
井上尚は14日、東京・後楽園ホールで開催されたWOWOWの特番「エキサイトマッチ30周年記念リングサイド会議SP」(21日夜9時~・WOWOWオンデマンド)の公開収録にゲスト出演。ミット打ちなどでファンと交流した後に取材に応じ、井岡の名前こそ出さなかったものの「向こうは5階級制覇を考えているとも聞いている。自分はバンタム級から下げられないが、(相手が)上げてくるなら。大橋会長とも少し話を始めています」と発言した。
井上尚は一階級飛ばしての世界3階級制覇を果たしており、井岡は日本ボクシング史上唯一の世界4階級制覇王者。実現すればまさに夢の対決だ。
これまではバンタム級での4団体統一が目標だったが、WBO同級王者のカシメロ(フィリピン)に改めて指名試合が義務付けられるなど実現が見通せない状況。新型コロナウイルス感染対策で海外から選手を呼ぶことも難しく、自らが海外に行くのもリスクがある中、国内で最高の相手として井岡の存在が浮上した。
「対戦を期待する声がずっとあったのも聞いていた。4団体統一、スーパーバンタム級への昇級といった選択肢の一つですが」と井上尚。新型コロナ感染再拡大の影響で4月に計画していた次戦が5月以降にずれ込みそうだが、その一方で究極の日本人対決が実現する可能性が出てきている。
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