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犬猫保護 飲んで支援 県内2カ所に寄付型自販機

2022年1月15日 05時00分 (1月15日 10時16分更新)
設置された寄付型自動販売機と、保護活動を説明する宇多利美代表=射水市黒河の太閤山温泉「太閤の湯」で

設置された寄付型自動販売機と、保護活動を説明する宇多利美代表=射水市黒河の太閤山温泉「太閤の湯」で

NPO「しっぽのこころ」活動費に

 県内を拠点に活動している犬猫保護団体のNPO法人「わんにゃんレスキュー しっぽのこころ」(富山市)の活動を支援する寄付型自動販売機2台が14日、県内で初めて射水市と立山町に設置された。(武田寛史)
 寄付型自販機は飲料一本あたり任意の定額が寄付される仕組みで、自販機の設置者が電気代などを負担する。NPO法人寄付型自動販売機普及協会(東京都)が全国に配置している。
 県内で設置されたのは射水市の太閤山温泉「太閤の湯」と、立山町の精密機械部品製造会社「伸和製作所」。自販機には保護団体が飼育し、希望者に譲渡した犬や猫計十七匹の愛らしい写真が配置され、活動の内容を紹介している。
 保護団体が現在、保護して飼育している猫は約百七十匹、犬は約五十匹。所属するボランティアのメンバー百三十人が自宅で預かるなどして保護された犬猫の心身をケアしている。保護団体が医療費を全額負担しており、一カ月に二十万〜百万円が必要になるという。
 太閤山温泉を訪れた宇多(うた)利美代表(57)は「医療費のために譲渡会やチャリティーバザーなどをしている。寄付型自販機はとても感謝しています。自販機設置により、保護活動について広く知ってもらえるのがうれしい」と話した。同温泉を経営する「潤観光開発」(富山市)の社長で、猫の飼い主でもある津幡清志さん(53)は「コロナ禍でペットブームだが、飼育放棄など社会問題もある。身近なことで団体に協力したくて自販機を設置した」と話した。

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