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甘い柿に「なりまーす!」 園児らが参加して南砺で「成木責め」

2022年1月15日 05時00分 (1月15日 10時17分更新)
なたで傷ついた樹皮に筆で小豆がゆを塗る園児=南砺市高宮で

なたで傷ついた樹皮に筆で小豆がゆを塗る園児=南砺市高宮で

 柿の木を脅して豊作を約束させる小正月の伝統行事「成木責(なりきぜ)め」が十四日、干し柿の産地、南砺市高宮の柿畑であった。
 成木責めは全国各地に伝わる行事で、この地域では吉江干柿生産組合が昨年、半世紀ぶりに復活させた。
 組合の生産者と近くの喜志麻(きじま)保育園の二歳児など約四十人が参加。幅田(はばた)孝三組合長(74)らが高さ約二メートルの柿の木に向かって「なるかならぬか。ならぬと切るぞ」と声を掛けながら、なたで枝の樹皮に傷をつけた。木の精霊に扮(ふん)した園児たちは「なります、なります、なりまーす」と答え、傷口に筆で小豆がゆを塗り付けた。
 幅田組合長は「昨年は行事をしたことでたくさんの柿ができた。今年も生産者一同頑張っていきたい」と語った。(広田和也)

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