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【内村・一問一答】「僕は技名を残すことよりすごいことをした…誇りに思っている」

2022年1月14日 17時39分

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記者会見を終え、笑顔で手を振る内村航平

記者会見を終え、笑顔で手を振る内村航平

 体操界の“絶対王者”が、競技生活に別れを告げた。体操男子で五輪4大会に出場し、個人総合2連覇、世界選手権でも前人未到の6連覇を遂げた内村航平(33)=ジョイカル=が14日、東京都内で引退会見に臨み、心境を語った。内村との一問一答は以下の通り。
   ◇   ◇
 ―競技人生を振り返って
 「本当に満足できているのかというと、そうではない。あの時にもっとやれただろう、という気持ちがすごく強い」
 ―印象に残った大会
 「2011年世界選手権は今まで感じたことがないくらいの“ゾーン”を感じ、試合が終わるまで全て思い通りにいった。16年リオ五輪はあれだけの点差を逆転できたし、五輪の体操の歴史に残す激闘で会場を選手二人で支配できた。その二つは絶対にもう今後味わえないな、と」
 ―自身の名前のついた技がなく引退となるが
 「未発表の技が何個かあり、個人総合でトップを維持するためにやる必要がなかった。白井健三の『シライ/キム・ヒフン』(跳馬)、あの技は2010年全日本選手権で僕が最初にやった。この技は安定させるのが難しいと判断したが、3年後にそれを軽々飛ぶのが現れたので、悔しいというより本当にすごいなと。僕は技名を残すよりすごいことをしたので、誇りを持っている」
 ―内村選手の勝負飯といえばブラックサンダーだが、今日は勝負飯として何を食べたのか
 「ブラックサンダーは飯じゃない、お菓子です(笑)。そもそも会見を勝負だと思っていないので、朝は何も食べていない。水です、勝負水」
 ―後輩への提言を
 「体操だけうまくても駄目。人間性が伴っていないと尊敬されないし、発言に重みがない。大谷翔平選手も羽生結弦選手も、人間としての考えが素晴らしいからこそ支持され、結果も伴う。高い人間性を持った一人の人間としてあってほしい」

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