本文へ移動

県内の医療関係生産額 11年連続全国一

2022年1月14日 05時00分 (1月14日 05時03分更新)
 厚生労働省の二〇二〇年薬事工業生産動態統計年報で、県内の医薬品・医療機器の合計生産金額が十一年連続で全国一位になった。県が発表した。
 統計によると、金額は前年に比べ三百五十四億円減の一兆二千五十億円で、全国合計額の一割を占める。内訳は医薬品が前年比十四億円増の八千三百九十六億円。医療機器は前年比三百六十八億円減の三千六百五十四億円。
 県薬事課によると、医薬品はジェネリック医薬品(後発薬)の参入で減少した品目がある一方、抗がん剤生産が好調だった。医療機器はコロナ禍による受診控えが影響し、設備投資につながらなかった。
 県は良質な水と東名高速道路による利便性の高い交通網、県立大薬学部卒の人材などを背景に、昭和四十年代から企業誘致を進めた。二〇〇一年からは世界レベルの高度医療・技術開発を産学官民で目指す「ファルマバレープロジェクト」を展開。医療健康産業の集積地づくりを進めている。 (塚田真裕)

関連キーワード

おすすめ情報