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【石川】「聖地巡礼を」七尾期待 アニメ化・実写映画化が決定

2022年1月13日 05時00分 (1月13日 10時00分更新)

▽漫画「君は放課後インソムニア」

 石川県七尾市が舞台で、不眠に悩む高校生の青春を描いた漫画「君は放課後インソムニア」がテレビアニメ化と実写映画化されることが決まった。製作時期や撮影場所、キャストなどは未定だが、地元では作品を通して「聖地巡り」などにぎわい創出につながると期待が膨らんでいる。(大野沙羅)
 漫画が連載される週刊漫画雑誌ビッグコミックスピリッツを発行する小学館と同市が十二日、発表した。著者はオジロマコトさん。不眠症(インソムニア)の症状を抱える高校生の男女が学校の天文台で出会い、秘密を共有しながら関係を深めるストーリー。最新刊八巻の発売日に合わせて発表された。
 主人公二人が通う学校は七尾高校がモデルで七尾駅や七尾城跡など市内の風景や建造物が多く登場。市はふるさと納税の返礼品カタログ表紙に作品の一場面を使い、街づくり団体が聖地巡礼イベントを開くなど盛り上がっていた。
 茶谷義隆市長は駅前複合施設パトリアやミナクル、能登食祭市場、能登島大橋、花火大会などの様子がそのまま使われていると話し「七尾が丸ごと聖地となり、たくさんのファンの皆さまが訪れることになる。地域ぐるみで作品を盛り上げ、訪れた方が楽しんでいただける仕組みづくりなど交流人口拡大へ取り組みを進めたい」などとコメントした。
 聖地巡礼や複製原画展などを企画した七尾街づくりセンターで職員を務めていた石坂真由美さんは「本当にうれしい。もっと多くの人に七尾を知ってもらえたら」。漫画に登場する同市府中町の喫茶店「中央茶廊」店主の窪(くぼ)丈雄さん(55)は連載雑誌の三十六年来のファンで「実写映画とアニメの同時発表は予想以上で純粋にうれしくて心が躍る。まちなかが元気になって活性化すれば」と話している。

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