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【富山】広貫堂 塩井会長が謝罪 相次ぐ自主回収で販売業者に

2022年1月13日 05時00分 (1月13日 09時56分更新)
報道陣の取材に応じる広貫堂の塩井保彦会長(右端)=12日午後、富山市千歳町の富山県薬業連合会で

報道陣の取材に応じる広貫堂の塩井保彦会長(右端)=12日午後、富山市千歳町の富山県薬業連合会で

 承認外の手順で配置薬を製造するなどして商品の自主回収が相次いだ医薬品製造販売の広貫堂(富山市)の塩井保彦会長が十二日、富山市で開かれた富山県薬業連合会配置薬業部会の会合に出席し、県内の配置薬販売業者に謝罪した。会合後、報道陣の前に姿を現した塩井会長は「弊社の自主回収で多大なご迷惑をおかけして大変申し訳なく思っている」と述べた。
 会合は非公開で、県薬業連合会によると、広貫堂からは塩井会長を含め四人、販売業者は四十五人が出席。一時間半ほどかけ、同社からの説明や質疑応答が行われたという。
 取材に応じた塩井会長は販売業者からは配置薬の供給再開の時期や今後の見通しに関する質問が多かったとし「(品目によって)再開には約三カ月から一年半の期間が必要」と述べた。「管理体制の一層の向上を通じて再発防止に努めていく」と誓った。
 同社の不正製造は昨年十月一日、県が無通告の立ち入り調査を実施した際に発覚した。同十三日に十品目約三百五十二万個の自主回収を公表。十一月九日にも十四品目約百四十四万個を追加で公表し、計二十四品目約五百万個を自主回収している。現時点で健康被害は報告されていない。
 同社は昨年末、製造する全品目の報告書を県に提出した。第三者委員会を設置して、不正製造の原因解明や検証を進める。

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