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「義時」の人生表現したビール販売 伊豆の国「蔵屋鳴沢」

2022年1月13日 05時00分 (1月13日 09時45分更新)
北条義時の人生をモチーフに醸造したクラフトビール「義時」=伊豆の国市で

北条義時の人生をモチーフに醸造したクラフトビール「義時」=伊豆の国市で

 伊豆の国市韮山地区ゆかりの偉人にちなんだクラフトビール造りに取り組む同市の蔵屋鳴沢(反射炉ビヤ)が、今年のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の主人公で、現在の同市で生まれた武将北条義時をモチーフにしたビール「義時」を醸造した。鎌倉幕府で「二つの権力」を手にした義時の人生を表現するため、「香り」と「飲み応え」の二つの魅力を出している。 (渡辺陽太郎)
 アメリカンホップをたっぷり使用したビールはかんきつ系の香りが漂う。ピルスナー麦芽のみを使用し丁寧に仕上げた麦汁を、ラガー酵母でじっくり発酵させ、ゴクゴクと心地よく飲めるようにした。地方の若武者だった義時が、幕府の軍事・警察を担った「侍所」と政務・財務をつかさどった「政所(まんどころ)」の二つを掌握した歴史をビールで表現した。
 同社は昨年三月、外部講師を招いて義時の社内勉強会を開催。その後、試行錯誤を重ねて同九月に初期生産分を全国で販売した。
 今月からは追加生産した約千リットルの再販を始めた。担当者は「ビールが新型コロナ禍で落ち込んだ伊豆の観光に活気を取り戻すきっかけになれば」と話す。
 ビールは市内の酒屋や「反射炉物産館たんなん」などで販売。三百三十ミリリットルで五百五十円。全国の専門店でも六百円から販売している。期間限定だが追加醸造を予定している。

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