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行きたい若者を来てほしい福祉現場へ 名古屋の学生、起業しサイト開設

2022年1月12日 16時00分 (1月12日 17時02分更新)
サイトのチラシを手に「学生と事業者に使いやすいサイトにするため、改良を重ねたい」と話す鈴村萌芽さん=名古屋市内で

サイトのチラシを手に「学生と事業者に使いやすいサイトにするため、改良を重ねたい」と話す鈴村萌芽さん=名古屋市内で

  • サイトのチラシを手に「学生と事業者に使いやすいサイトにするため、改良を重ねたい」と話す鈴村萌芽さん=名古屋市内で
  • 昨年12月25日から開始した情報サイト「musbun」
 椙山女学園大(名古屋市)四年の鈴村萌芽(もえみ)さん(22)が、福祉の現場でボランティアなどをしたい学生や若者と、担い手を求める施設側とを結ぶ情報サイト「musbun(ムスブン)」を昨年末に開設した。鈴村さんは、高齢者施設でボランティアをした経験から、現場の人手不足を痛感。福祉や社会貢献に関心がある学生に情報が行き渡っていない現状も含めて改善したいと考えたのがきっかけで、自身で会社も立ち上げた。
 鈴村さんは、祖父母や近所のお年寄りにかわいがってもらった恩返しをしたいと、大学入学後、地元の高齢者施設で利用者の話し相手をしたりするボランティアを開始。活動するうちに「目の前の利用者は笑顔になり、自分も元気になる。だが、福祉施設は無数にあり、自分一人では限界がある」と悩むように。施設職員らが忙しく働く様子を見て、人材難の問題も強く意識した。
 現状では、学生が福祉施設でボランティアやインターンをするための情報は一元的に提供されておらず、各自が通う大学などの掲示を見るか、各施設へ問い合わせるかしかない。
 「施設に行きたい学生と、来てほしい施設が結ばれていないのはもったいない」。鈴村さんは、こうし...

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