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回覧板情報 アプリで共有 中島の8町会

2022年1月11日 05時00分 (1月11日 12時25分更新)
スマホでイベント情報などを共有する取り組みを始める中島地域づくり協議会の川村秀昭会長(左)ら=七尾市の中島地区コミュニティセンターで

スマホでイベント情報などを共有する取り組みを始める中島地域づくり協議会の川村秀昭会長(左)ら=七尾市の中島地区コミュニティセンターで

▼本紙記事きっかけ 今月から試験導入

 七尾市中島町中島の「中島地域協議会」は今月から、現在は回覧板で伝えているイベント情報などをスマートフォンアプリで共有する取り組みを試験的に始める。金沢市のソフトウエア会社が開発した自治会支援アプリを使い、登録した地域住民にいち早く情報を届ける。担当者は「まずはやってみて皆さんの反応を見てみたい」と話す。(稲垣達成)
 取り組むのは七尾市中島町中島の八町会。金沢市の「シーピーユー」が開発した「結(ゆい)ネット」を使い、現在は班ごとの回覧板で案内している行事予定などを共有する。登録者は事務局が発信した情報をスマホで確認でき、イベントの出欠の回答も可能だ。災害時の安否確認にも使えるという。
 きっかけは、金沢市野町社会福祉協議会がこのシステムを活用し高齢者の見守りを行っていることを伝える本紙記事。中島地区も高齢化、過疎が進み、一人暮らしの高齢者世帯も少なくない。中島地域づくり協議会会長の川村秀昭さん(75)は「民生委員も高齢化し、一軒一軒見て回ることが難しくなってきた。代用できるところはデジタルでやるべきだと思った」と語る。
 中島地域協議会は七月に中学生以上の住民約七百人に地域に関するアンケートを実施。およそ半数から回答を得たが、電子媒体を活用した広報などを求める声があった。実際、回覧板が自宅に届いた時には掲載されていた行事が既に終わっていることもあったという。川村さんは「アプリならタイムリーに情報が伝わる」と利点を説明する。
 一方、スマホを使い慣れていない高齢者もいるとして、回覧板も並行して使い続ける。川村さんは「アプリを使えば課題も見えてくる。デジタル化が進む中、少しずつやり方も変えていけたら」と話している。

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