【東都大学野球】ハチに刺され病院に行き潰瘍性大腸炎が判明…亜大のプロ注目内野手が完全復帰誓う
2022年1月9日 19時27分
東都大学野球の亜大でプロ注目の田中幹也内野手(3年・東海大菅生)が9日、東京都日の出町のグラウンドで、潰瘍性大腸炎からの完全復帰を誓った。昨年は8月以降に断続的に3カ月入院、秋季リーグ戦は2試合出場にとどまった。その経緯を明らかにして「プロに行きたい。野球ができずにつらい思いをした分、野球を心の底から楽しんで、結果を出してチームに貢献したい」と力強く話した。
東海大菅生では、2年夏の甲子園で4強入り。166センチと小柄ながら、亜大の先輩で、中日、巨人で活躍した井端弘和さんに憧れて磨いた守備力、50メートル5秒9の俊足を、NPBスカウトも高く評価する。昨春は、食欲がないときなどもあったがベストナイン遊撃手。夏の北海道合宿中にハチに刺されて腕がはれて病院へ行ったのがきっかけで、大腸の疾患が判明した。
12月初めに退院したあとは食事制限もなく10キロ減った体重も回復中。ランニングなどから練習を再開していて、リハビリしながら練習量を増やし4月の開幕戦を目指す。「守りと足をアピールしながら出塁率にこだわりたい。結果を出せば、病気で苦しんでいる人にも勇気を与えられる」と力を込めた。
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