本文へ移動

キャプテン大野雄「大野組」にキャリアハイの大号令 自主トレ先の沖縄・北谷へ出発

2022年1月9日 06時00分

このエントリーをはてなブックマークに追加
沖縄での自主トレ出発を前に話す大野雄

沖縄での自主トレ出発を前に話す大野雄

 中日・大野雄大投手(33)が8日、田島慎二投手(32)と小笠原慎之介投手(24)、橋本侑樹投手(24)とともに、中部国際空港から自主トレ先の沖縄・北谷へ出発した。中日OBで球団史上2位の211勝を挙げた杉下茂さん(96)以来、投手でのキャプテンとして「大野組」にキャリアハイの大号令。覇権奪回に向けた投手力の土台を、先頭に立って固めていく。
 「C」の肩書の重みを実感しながら、新米キャプテンとして初仕事に乗り出した。大野雄が、チームより一足早く沖縄に入る「大野組」にキャリアハイ指令を出した。
 「皆を連れて行く第一の目的が、個々のレベルが上がれば、チームが強くなるということ。自分自身ももっとできるし、自覚を持ってできる人たちなのでね」
 昨オフも志願参加した小笠原は昨季、自己最多の8勝を挙げて初めて規定投球回に到達した。右肘手術明けだった田島は、7月に2シーズンぶりの1軍復帰を果たした。小笠原が初の2桁勝利に挑み、田島が目標の1軍完走を果たせば2012年の30ホールド超えも視野に入る。投手王国は盤石になる。
 さらに勝負の手札は、何枚あってもいい。目を付けたのは、3年目の橋本。大野雄自ら声を掛けて誘った。「今年は絶対、勝ちパターンですね。一気にそこに行かないといけない。左は福と(岡田)俊哉がいますけど、彼らを追い越さないといけない」と強化指定となった。
 大号令を発するからには、自らが先頭に立って背中で引っ張る。昨年の沖縄自主トレは、投手2冠で沢村賞を初受賞した20年のフル回転の疲労もあって、調整のペースを上げられなかった。有力視された開幕戦登板を回避した。
 今年は違う。昨秋のキャンプで若手とともにメニューをこなし、12月中もボールを触り続けた。「ブルペンにも何回も入って2月1日、いい状態の姿を見せられればと思ってます」と春季キャンプへ、見通しは明るい。
 投手のキャプテン就任は、1958年の杉下さん以来、実に64年ぶり。大先輩の名前に「おっ、そうなんですか。すごいですね」と軽く息をのんだ。知った瞬間から、担う責任感を真っ正面から受け止めた。
 同年、杉下さんが挙げた白星は11個。大野雄のシーズン最多勝利も、15年と20年の11勝。その壁を乗り越えた先に、チームの浮上が見えてくる。
おすすめ情報

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

中スポ
東京中日スポーツ