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無病息災願う七草がゆ 永平寺町の専門学校 「コロナ禍に伝統食文化で」

2022年1月7日 05時00分 (1月7日 09時57分更新)
セリやナズナなどの春の七草を使った七草がゆをおわんによそう学生たち=永平寺町松岡兼定島の天谷調理製菓専門学校で(山田陽撮影)

セリやナズナなどの春の七草を使った七草がゆをおわんによそう学生たち=永平寺町松岡兼定島の天谷調理製菓専門学校で(山田陽撮影)


 人日(じんじつ)の節句(七日)に食べる七草がゆの調理実習が六日、永平寺町の天谷調理製菓専門学校で開かれた。
 同校では新年最初の授業で、全学生が七草がゆの歴史や調理方法を学んでいる。この日は、天谷豪志(たけし)副学長(32)が講師を務め、調理師科と製菓技術科の全学生六十人余りが受講した。学生らはレシピを見ながら、セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロの春の七草を刻むなど下処理。その後、火加減に注意しながら土鍋で昆布とかつお節のだしでおかゆを炊き、仕上げに七草を入れて緑が鮮やかなおかゆを完成させた。
 おかゆを炊いている間には天谷副学長が、七草がゆは無病息災を願って日本と中国の文化が融合したいわれがあることなども説明し、最近では年末年始に豪華な食事をして疲れた胃腸を休ませる意味も持っていることにも触れた。
 調理師科の西村昂起(こうき)さん(19)は「初めて七草がゆを食べた。葉の香りが良く、野菜の味がしっかりしている」と話した。天谷副学長も「日本の伝統的な食文化を伝えるだけでなく、コロナ禍だけに無病息災を願って、食べてほしい」と話した。 (山内道朗)

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