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豪州に入国拒否されたジョコビッチ「ワクチン接種免除」はウソだった!?弁護士は入国許可を求める異議申し立て

2022年1月6日 17時22分

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ジョコビッチ(AP)

ジョコビッチ(AP)

 男子テニスの世界ランキング1位、ノバク・ジョコビッチ(34)=セルビア=は6日、全豪オープン出場のため取得していたビザが「入国要件を満たしていない」として、オーストラリア国境警備隊(ABF)に取り消された。豪ニュースサイトのニュースドットコムなどによれば、事前に申請し、認可を受けたとされる新型コロナウイルスのワクチン接種免除が認められなかった。同日、豪州モリソン首相が会見で明かした。
 「政府方針としては、ビザの入国要件は2度のワクチン接種か、あるいはワクチン接種免除だ。そのようなワクチン接種免除は証明されなかったとアドバイスを受けた。その結果として、他の人々と同じルールがジョコビッチ氏に適用される」
 豪州入国に必要なワクチン接種が免除されるのは、以前の接種でアレルギー反応が見られたり、過去6カ月以内に炎症性心疾患を患った場合などに限り、認められている。大会主催者は4日、「ジョコビッチ氏のワクチン接種免除は2組の医療専門家委員会によって精査され、確認された」と発表していた。
 ジョコビッチは5日の深夜、メルボルン国際空港に到着。現在は同地の隔離ホテル滞在を強いられ、ドアの外には警察官2名が常時待機しているという。ジョコビッチの弁護人は同日、入国許可を求め、メルボルンの連邦巡回裁判所に異議申し立てを行った。
 ジョコビッチは今大会に優勝すれば、21度目のグランドスラム(世界4大大会)優勝は歴代単独1位に浮上していた。
 ジョコビッチは昨年4月、「個人的にワクチン接種には反対だ。移動のために接種を強制されたくはない」とコメント。同年6月は、自身が企画・主催したチャリティー・テニスツアーで自身とエレナ夫人を含め、参加4選手やコーチ陣らのコロナ感染が判明。それ以降、自身がワクチン接種を受けたか否かを公にしていない。
 豪州は厳しいロックダウンによる統制で感染拡大を防いできたが、オミクロン変異株の台頭でコロナが再流行。6日は過去最多を更新する7万人超の新規感染者が確認されている。生活必需品の到達を除き、メルボルン市民は直近2年間でのべ260日間の自宅待機を命じられた経緯もあり、ジョコビッチのワクチン接種免除は“忖度(そんたく)”ではないかと批判が噴出していた。
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