本文へ移動

初グレは紀東で 新春磯ガイド(上)

2022年1月5日 05時00分

このエントリーをはてなブックマークに追加
尾鷲磯で仕留めた40センチ超のグレに笑顔の筆者

尾鷲磯で仕留めた40センチ超のグレに笑顔の筆者

  • 尾鷲磯で仕留めた40センチ超のグレに笑顔の筆者
  • 張り出した高場が高実績を誇る贄浦・チカラ
  • 尾鷲の1級磯として名高い立神

 新年を迎えて本格的な寒グレシーズンとなり、各地の磯で良型グレの釣果が報じられている。これまでの実績を踏まえ、2022初釣りにお勧めの磯を2回に分けてガイドしたい。まずは三重・紀東編。 (シーウォーカー・東篤夫)
 紀東の磯は大台ケ原などの山々の風裏となり、冬型の気圧配置による北西風ではなぎとなる。低く小さなハナレなどの1級磯にも渡れ、大型グレと出合えるチャンスも多い。南伊勢町から熊野市一帯までに数多くの釣り場が連続し、それぞれのエリアに各港からの渡船が渡している。この中からいくつか取り上げて解説したい。
 ▼贄浦(南伊勢町)
 半島の沖に位置する見江島と、その周辺のハナレ磯に渡している。先端には馬グリからフタゴ、チカラなどのハナレが並び、西側には高場やケイカイなど波に強い地方磯も多い。
 中でもチカラは最も先端で潮通しもよく、流れに合わせて広く探ると良型グレが出る。高場は地磯ながら張り出した形状から実績が高く、シマアジやイサキ、青物なども回遊する。尾長グレも狙える釣り場として人気が高い。
 ▼方座浦(同町)
 この周辺では最も遅く解禁となったエリアで、当初は大型グレラッシュでにぎわった。現在は落ち着いているが、常連客に根強い人気を維持している。
 沖にはクローバや横島にオニギリなどのハナレが並び、ライオンやドウシンなども高実績で人気がある。いずれも解禁当初には45〜50センチ超が出ていた。現在も3号ハリスを切っていく大物が潜んでいて侮れない。
 ▼錦(大紀町)
 古くから渡船システムが確立された釣り場で、沖磯と地方の東磯群などエリアが広く磯も多い。3軒の渡船店で磯割りしており、日替わりで当番磯に渡すため、磯争いはない。
 沖磯には木生島、双子島、米島、高の島の大きな4島と、カツオの平瀬やハナレなどがある。それぞれポイントは多く、潮に合わせて狙うと良型グレが来る。東磯には主に水神、黒崎、乗越島などのハナレ磯や地方にも釣り場が多い。ほかにもなぎでしか渡れない低い磯も多く、渡れれば良型の数釣りも可能で期待が高まる。
 ▼尾鷲(尾鷲市)
 言わずと知れた磯釣りの渡船基地で、大きく深い尾鷲湾に数多くの釣り場が点在する。12月から3月までは東の須賀利一帯から寺島までが解禁となり、さらにエリアが広がる。特に沖寺島と丘寺島の2島でなる寺島は、周囲全体にポイントが続いている。
 西側には立神から元行野にかけて実績のある人気磯が多く並んでいる。立神の地の地では昨年、50・5センチのグレを会友が釣って驚かされた。湾内には大きな桃頭島とサバル島が並び、ともに島周りとハナレなども好釣り場となっている。過去に大型グレが連発した桃頭島のカゲのポイントは、伝説となっていて今も人気を誇る。渡船は尾鷲港の天満浦のほか引本港からも出ており、磯割りはないが、各船得意な磯に渡している。
 寒グレ期は水温が低下し、魚の活性は全体的に低くなる。このため、いろいろ工夫して良型グレに餌を届け、食わせる必要がある。まき餌は基本的にオキアミ生6キロに集魚材を加える。集魚材には自重があって深いタナまで沈むものや、浅い釣り場なら浮かせて誘うものなどがあり、種類が多い。沖目を狙って遠投できる粘りのあるものや、水分を吸って増量するものなどから選んで使う。刺し餌はオキアミ生のほか、ハード加工したものも各種ある。
 タックルは磯竿1・5号5・3メートルでリールは2500LBD、セミサスペンド道糸2号、ゼロハリス2号、グレ針5〜6号が基本となる。グレの食いが渋い時は針のサイズを4号くらいに小さくするのも有効だ。
 紀東では基本的に潮は流れても緩やかな場合が多く、アタリが連発することはまれだ。特に寒グレは辛抱強く狙い、活性の低い中で食わせる必要がある。わずかな潮の変化や時合いを見逃さず、ぜひ大型グレを狙って出かけてほしい。
      【釣行メモ】
贄 浦 (問)和丸渡船 (電)080(2613)0024
方座浦 (問)やままる渡船 (電)090(7438)5045
 錦  (問)坂口渡船 (電)090(7307)4965
尾 鷲 (問)大ちゃん渡船 (電)090(7023)0553
大内山 (問)つりエサ市場 (電)0598(74)1091

関連キーワード

おすすめ情報

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

中スポ
東京中日スポーツ