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ペット・バイク 共にとまれます 穴水に民宿 海彦・山彦 

2022年1月5日 05時00分 (1月5日 14時11分更新)
4日にオープンした民宿海彦の外観=穴水町甲で

4日にオープンした民宿海彦の外観=穴水町甲で

  • 4日にオープンした民宿海彦の外観=穴水町甲で
  • 民宿海彦にあるペット用のシャワーを紹介する多田真由美さん=穴水町甲で

客からの要望に応え 「たくさん使って」

 穴水町甲に四日、ペット同伴の客とバイクのライダー客をターゲットにした「民宿海彦(うみひこ)」と「農家民宿山彦(やまひこ)」の二つの宿がオープンした。能登町宮地を中心とした農家民宿群「春蘭(しゅんらん)の里」を経営する多田真由美さん(22)が手掛けた。春蘭の里はコロナ禍で大きな打撃を受け、多田さんは隣接する穴水町に専門性の高い宿を加えることで、新たな需要を掘り起こそうと懸命だ。(上井啓太郎)
 春蘭の里は、創業者の多田喜一郎さん(73)が一九九七年に民宿「春蘭の宿」から始め、今では周辺市町も含め五十ほどの民宿がある。ピーク時は年間約一万三千人が宿泊する一大観光地となったが、海外観光客が多かったこともあり、コロナ禍で大きな影響を受けた。月に三十組以上いた宿泊者は、今も月十組程度への回復にとどまる。
 喜一郎さんのもとには以前から「ペットが同伴できる宿がほしい」「バイクを止めるところがほしい」という客からの要望が来ていた。「期待に応えたい」とペット連れでも利用しやすく、広いバイクの駐車スペースがある宿の準備を穴水町甲で三年前から進めてきた。
 二つの新しい宿は隣り合っており、どちらも二〇二〇年十月に春蘭の里全体の運営を引き継いだ娘の真由美さんが経営する。海彦と山彦、どちらもペット同伴可能だが、海彦にはペット専用シャワーがあり、寝泊まりする二階和室にはペット用の個室も設けるなど、ペット同伴客が利用しやすい工夫が随所に施されている。
 自らも犬と猫を飼う真由美さんは「能登にはあまりペットと泊まれる宿がない。ペットがいるため旅行をためらう人でも、観光できるようになれば」と話し、「たくさんの人に使ってほしい」と需要の起爆剤となることに期待する。隣接する山彦には大きな車庫が備えられ、バイクが十台ほど駐車できる。「一人のライダーでも、ツーリングの団体でも使ってもらえれば」と期待する。
 一月中には、近くにドッグランも整備予定。料金は素泊まりで一人税込み五千五百円〜。ペット一匹で一人分の料金がかかる。食事は弁当が手配できるが要相談。(問)春蘭の里事務局0768(76)0021

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