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感染拡大にお構いなし オミクロンの嵐を突き進む米ツアーに選手、ファンの無事を祈るばかり【武川玲子コラム】

2022年1月4日 18時22分

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松山英樹AP

松山英樹AP

 米国は今、オミクロン株によるコロナ感染者が爆発的に増えている。影響はプロスポーツにも広がり、NBA、NFLは試合を一部延期した。しかし屋外でプレーするゴルフは、感染拡大にもお構いなしだ。
 米男子ツアーの今年の初戦がハワイ州マウイ島で開幕する。それからハワイ州で2大会、米西海岸に渡って5大会と2月半ばまですべて予定通りに開催する。観客の入場制限はなく、チケットは好調な売り上げをみせている。
 1月6日に開幕するのは、出場者が昨年のツアー覇者に限られるセントリー・トーナメント・オブ・チャンピオンズ。トップランカーのプレーを多くの人に見てもらおうと新たなスタンドを整備した。カリフォルニア州で1月26日に始まるファーマーズ・インシュランス・オープンは、360ドル(約4万1400円)の高額チケットがあっという間に完売した。8番、17番に設置するスタンドで、食事を楽しみながら決勝ラウンドを観戦できるVIP待遇だ。全種類のチケットで12万人の来場が見込まれる大会のディレクター、マーティ・ゴーシックさんは「昨年は無観客試合だったこともあり、ファンの観戦欲は想像以上に高い」と喜ぶ。
 2月からの大会も盛況だ。「企業が購入する前売り券の販売は、過去最高を記録中」とはAT&Tペブルビーチ・プロアマ。最も観客が入ることで知られるフェニックスオープンの名物ホール、四方スタンドに囲まれた16番パー3は人数制限なく2万人以上の集客が予想される。
 米ツアーは現在のところファンの受け入れ制限を実施する予定はない。「ツアー関係者の75%はワクチン接種済み」とし、このままオミクロンの嵐を突き進む方針。選手、ファンの無事を祈るばかりだ。(全米ゴルフ記者協会会員)

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