本文へ移動

7年ぶり日本人QB高木が富士通2年ぶりの頂点に導いた!昨季まで米国人QBの控え「無駄」じゃなかった【ライスボウル】

2022年1月3日 20時41分

このエントリーをはてなブックマークに追加
試合後に会見する富士通QB高木翼

試合後に会見する富士通QB高木翼

  • 試合後に会見する富士通QB高木翼
  • ライスボウルを制し歓喜の富士通
◇3日 ライスボウル 富士通24―18パナソニック(東京ドーム)
 富士通のQB高木翼がエンドゾーンで力強くガッツポーズした。残り10分54秒、瞬時の判断で自らエンドゾーンへ走り込み、21―18の逆転をもぎ取る決勝TDラン。日本人として7年ぶりに富士通のエースQBを任された29歳の真骨頂だった。
 「守備が外に開いたのが見えたので、自分が走る判断をしました。きょう自分が走ったプレーはすべてデザインされたプレーではなくて、その場での判断です」
 近年、社会人アメフットの強豪チームではQBを筆頭とする花形ポジションを米国人選手に任せるのがトレンドになっていた。富士通はその代表格で、2014年から昨季まで米国人QBを中心に5度頂点に立った。
 だが、山本洋監督は今季開幕時に高木をエースに抜てきする決断を下した。「昨季のQBバードソンと比較してもパス能力が高い。ハイテンポな攻撃を展開するには適任だと考えました」と、指揮官は振り返った。
 高木は大舞台でそれに応えた。パス、ランで合計3TDを奪ったのだ。
 「昨季までずっと米国人QBの下でやってきて、QBとして一番重要なのは勝つこと。そのために最善の判断をすることだと学んできた。控えの時間も無駄にはしませんでした」と、高木は胸を張った。判断力を磨いてチームを2年ぶりの頂点に導いた29歳は、社会人アメフットの流れに大きなくさびを打ち込んだ。

関連キーワード

おすすめ情報

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

中スポ
東京中日スポーツ