米老舗雑誌が大谷翔平を年間最優秀選手に選出 「普通の存在として扱ってはいけない」と評するオリジナル動画を紹介【MLB】
2022年1月2日 14時10分
1886年創刊の米老舗スポーティングニュース誌は12月30日、エンゼルスの大谷翔平(27)を全スポーツ界から独自選出する2021年の“アスリート・オブ・ザ・イヤー”(年間最優秀選手)に選出。「大谷を決して普通の存在として扱ってはいけない」と評するオリジナル動画を1日に紹介した。
「世代に1人ではなく、世紀に1人の才能だ」と表現。その理由を「もし、メジャー平均レベルの投手が2桁アーチを放てば、とてつもない価値の選手だ。だが、大谷は投打両面でリーグ平均より異常に高いレベルの選手なのだ」とした。
打者・大谷は今季リーグ3位の46本塁打に加え、100打点。同誌が注目した数字は、ともにリーグトップの「11・7打席に1本塁打」「20敬遠四球」。さらに、いずれもメジャートップの「フライの32・9%が本塁打」「78バレルゾーン打球(長打になりやすい打球初速と射出角度の組み合わせ)」「バレル率22・3%」「33・2パワースピードナンバー(本塁打と盗塁のコンビネーション指標)」。
先発投手・大谷に関してはメジャートップの「9WAR(同じポジションの代替可能選手に比べ、何勝を上積みできるかを示す評価指標)」を紹介。また、最速101マイル(163キロ)、スプリットは空振り率49%、被打率・087で、昨季は全球種で被打率・207、被出塁率・286だったと指摘した。今季は先発23試合で9勝2敗、リーグ3位相当の防御率3・18をマークした。
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