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米倉涼子がブロードウェーミュージカル「シカゴ」主演決定 日本人女優史上初4度目…「低髄液圧症候群」と付き合いながら“偉業”へ挑む

2022年1月1日 04時00分

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ブロードウェイで主演する意気込みを語った米倉涼子

ブロードウェイで主演する意気込みを語った米倉涼子

 女優の米倉涼子(46)が、2022年11月に米ニューヨークのアンバサダー劇場で、ブロードウェーミュージカル「シカゴ」に主演することが決定した。12年7月に主役のロキシー・ハート役を射止め、同劇場でブロードウェーデビュー。17年、19年に続いて今回、日本人女優史上初となる4度目の主演を果たす。12月には東京国際フォーラムCで来日公演も開催。「シカゴ」の25周年を記念したプレミアムツアーとなる。米倉はこのほど本紙などの合同インタビューで抱負を語った。
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 自身のブロードウェーデビュー10周年の節目に、大好きな役で4度目のニューヨーク切符をつかみ、日本人女優初の快挙を成し遂げる。本来ならば21年に上演予定だったが、新型コロナウイルス感染拡大によるロックダウンなどが影響し、1年延期したという。
 「私にとって切っても切り離せない、一番誇りに思っている役」と明言するロキシー役に4度目のラブコールが舞い込み、光栄に思うと同時に「やれるかどうか」という不安も頭をよぎった。前回の19年、公演1カ月前に「低髄液圧症候群」を発症。歩行に支障が出たり、スポットライトを浴びると方向感覚がまひしてしまうため、適切な処置を受けながら気力で乗り切っていた。
 「まず自分の体を整えるということが第一になってしまって。でも、もし(4度目の主演という)自分の夢がかなうんだったら、ぜひやってみたいという思いがありました」。現在は小康状態だが「とにかく転ばないこと、ぶつからないことが今の私にとって大切なことなので、日々の生活に気をつけてこれに挑みたい」と語った。
 初めてブロードウェーのステージに立ってから10年という節目。「最初は(カンパニーの)みんなのことを巻き込んで緊張させてしまったみたいなんですね。涼子が(無事に)できるかどうかでみんな疲れちゃったみたいで。でも、日本人で英語が大変なのを分かってくれているので、すごく寄り添ってくれますし、前々回くらいから言葉を楽しむことができるようになってきました」と述懐した。
 シカゴはブロードウェーのリバイバル版初演から25年を迎え、米国歴代1位のロングラン作品に。「この機会を逃したくないという思いもあります。『シカゴ』は私の中では不滅ですけど、25周年ってとても大切なことだし、今最長ロングランの作品に関われていることを誇りに思って、4回目に挑戦できるかが私にとって大切だと思う」と強調した。
 昨年は止まっていたブロードウェーにも、今は活気が戻ってきた。「劇場の裏って、本当にほこりだらけなので(主演ドラマ『ドクターX』で野村萬斎が演じた)蜂須賀先生が言うようにせっけんとマスクが大事なんだと思います」と感染対策の徹底を誓いつつ「私が行くころには落ち着いて、たくさんの日本人の方もアジアの方もニューヨークに行って見られる時期になっていればいいな」と願いを込めた。
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 ○…米倉の主演ドラマ「新聞記者/The Journalist」のシーズン1がNetflixで13日から世界に同時配信される。米倉は同作で、「新聞業界の異端児」と呼ばれる主人公の東都新聞社会部記者・松田杏奈を演じる。
 「『新聞記者』で初めての配信系ドラマをやらせていただきました。私の中で好奇心というものが消えたら終わりだと思うので、会社(自身の所属事務所『デサフィオ』=スペイン語で『私は挑戦する』の意味)の名の通り、2022年も新しい挑戦をしたいと思っていますから、あんまり若くないですけど2022年も挑戦の年にしていきたい」と新年の決意を表明した。

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