こんな時こそ お家でNIE <4>新聞ワークシートを作ろう

2020年5月9日 13時48分 (5月27日 05時18分更新)
■正確に読んで問題作り

ぼくが作った問題、100点取れるかな?

 新聞記事(しんぶんきじ)を基(もと)に問題(もんだい)を作(つく)り、家族(かぞく)に解(と)いてもらいましょう。思考力(しこうりょく)と読解力(どっかいりょく)を付(つ)けるには、これ以上(いじょう)ない取(と)り組(く)みになります。

【手順(てじゅん)】

(1)新聞を読(よ)む
 自分(じぶん)の興味(きょうみ)・関心(かんしん)のある記事を探(さが)しましょう。写真(しゃしん)と見出(みだ)しが決(き)め手(て)です。
(2)記事を何度(なんど)も読む
 集(あつ)めた記事を何度も何度も読みます。いつ、どこで、だれが、どうしたということを確認(かくにん)します。この記事では、どんなことを一番伝(いちばんつた)えたいのかを読み取ります。
(3)問題を考える
 この記事で「一番伝えたいこと」が答(こた)えになるような質問(しつもん)を、ああでもないこうでもないと考(かんが)えます。
 これができたら、記事を台紙(だいし)に貼(は)って、その下(した)に問題を書(か)き込(こ)みましょう。記事に出(で)てきた、学校(がっこう)で覚(おぼ)えた大切(たいせつ)な言葉(ことば)を確認したり、漢字(かんじ)の書き取りをしたりというのもいいでしょう。
(4)配点(はいてん)を決(き)める
 作る問題数(もんだいすう)にもよりますが、それぞれの問題の点数(てんすう)を決め、全体(ぜんたい)で百点(ひゃくてん)になるようにします。これでワークシートの完成(かんせい)です。
(5)家族に解いてもらう
 しっかりと解答時間(かいとうじかん)を決めてください。「はじめ」「やめ」も忘(わす)れず言(い)ってくださいね。
(6)採点(さいてん)します
 太(ふと)い赤(あか)ペンで○(まる)を付けましょう。先生(せんせい)になった気分(きぶん)で、励(はげ)ましの言葉も書いてくださいよ。

【狙い】

 新聞ワークシートの問題は、各教科の学力を高めることはもちろん、学校での学習が社会とつながっていることを実感してもらうことも狙っています。
 問題を解くことよりも、問題を作る方がはるかに難しいものです。文章が正確に読めていないと、しっかりした問題を作れないからです。そういった意味では、学力を付ける究極の学習方法かもしれません。
 これを楽しい活動にするには、問題を解く人の協力が必要です。一生懸命作られた問題には、真剣に取り組むことです。子どもが先生で、家族は児童・生徒です。大きな○を付ける快感を子どもたちにぜひ味わわせてあげてください。(中日新聞NIEコーディネーター・伊藤彰敏)

【準備するもの】

・新聞
・はさみ
・のり
・台紙(A4サイズ)
・えんぴつ(ペン)
・赤ペン(採点用)
(5月9日付 中日新聞朝刊福井総合版より)

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