本文へ移動

ドラッグストア、万引半減 激戦区・岐阜、陳列工夫しワースト脱却へ

2021年12月31日 05時00分 (12月31日 05時01分更新)
盗まれないよう鍵付きの陳列棚に収められた高級化粧品=23日、岐阜市のV・drug岐阜県庁西店で

盗まれないよう鍵付きの陳列棚に収められた高級化粧品=23日、岐阜市のV・drug岐阜県庁西店で

  • 盗まれないよう鍵付きの陳列棚に収められた高級化粧品=23日、岐阜市のV・drug岐阜県庁西店で
 全国有数の激戦区となっているドラッグストアを狙った万引被害が、昨年まで三年連続全国ワーストの岐阜県で今年、被害が半減している。盗まれにくい陳列方法に変えたり、今年に入ってからはチェーンの垣根を越えて被害情報を共有したりする対策が奏功した。脱ワーストは確実な情勢だ。 (立石智保)
 岐阜市下奈良の「V・drug岐阜県庁西店」の高級化粧品を陳列する棚には空き箱が並ぶ。盗難が多い商品を抽出し、空き箱をレジで交換する仕組みにすると被害は激減した。運営する中部薬品(岐阜県多治見市)営業部の田口洋平課長(48)が「売り上げは下がるがやむを得ない」と語るほど被害は深刻だった。
 県警によると、県内では二〇一八年以降、ドラッグストアを狙った万引の人口当たりの発生率が、全国で最も高くなった。昨年の発生件数は、五百五十二件で、被害額は五千二百九十四万円に上った。
 業界関係者によると、東海地方に新たに進出するチェーンは、愛知県に比べて賃料の安い岐阜県で足場固めをする戦略を採用しているという。県内の人口当たりの店舗数は全国トップクラスとなり、それに伴って万引も増加した。
 ドラッグストアの万引は、複数人が車で店舗...

中日新聞読者の方は、無料の会員登録で、この記事の続きが読めます。

※中日新聞読者には、中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井の定期読者が含まれます。

関連キーワード

おすすめ情報

社会の新着

記事一覧