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新外国人は未知数…ならば日本人打者の底上げを ドラ1・ブライトを“中村紀級”スラッガーに【立川志らくのドラ放談】

2021年12月31日 06時00分

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立川志らく

立川志らく

 竜党を自負する著名人が独自の視点でドラゴンズ愛をつづる企画「ドラ放談」。落語家の立川志らく師匠(58)が、11年ぶりのリーグ優勝が懸かる来季へ向けて提言した。注文は個々の選手にも及び、ドラフト1位で入団したブライト健太外野手(22)=上武大=へも熱いまなざしを向けた。最後に志らく流の「2022年理想のスターティングメンバー」も選定した。
   ◇   ◇
 今年のドラゴンズの敗因は大野雄大で勝てなかったことに尽きると私は思っている。
 大野雄がいくら良いピッチングをしても打線が沈むという試合を何遍見たことか。彼で必ず勝てる流れになっていれば、少なくともAクラスはあった。来シーズンは絶対に大野雄で勝てる流れにしてほしい。
 さらに柳裕也だ。柳でも勝てるような流れを組み立てられたら優勝争いが確実にできるはずだ。
 そして、打線。このチームは投手は良いが、とにかく打てない。だから勝てないと評されているが、極端な話、今のままの打線でも大野雄と柳できっちり勝てれば優勝争いができる。
 ならば、優勝するには、この2人が機能して、かつ今年より打てる!―である。新外国人は未知なので、それよりも日本人選手の底上げを望む。
 まずは根尾昂のレギュラー固定。根尾を中心打者に育てるつもりなら、シーズンを通してレギュラーで使うこと…って偉そうだなあ。でも、与田前監督は気まぐれとは言わないが辛抱強く彼を使わなかった。下位争いをしていたのだから来季に備えてもっとチャンスを与えてほしかった。
 さらに石川昂弥の1軍定着。先日、仕事でレジェンドの山本昌さんとお話をしたのだが、そのことを強く願っていた。だから、これに関しては偉そうではなく、レジェンドの意見として捉えてください。
 そして、高橋周平の進化。去年、周平は脱皮した。でも、そこから羽ばたいていない。ひどい言い方をすると、今年は羽化したのにまたサナギに戻っちゃったくらいの勢いで打てなくなってしまった。「3割25本」を最低目標にして挑んでもらいたい。
 どうもドラゴンズの打者は、バンテリンドームナゴヤだから大きいのを打つのを諦めている感じがする。ただでさえ大きいのを打てないのに、諦めたら、もっと打てなくなりますよ。
 打者で期待を抱かせるのはドラフト1位のブライト健太!彼にはこぢんまりした選手になってほしくない。中村紀洋新コーチのもと、中村紀級のスラッガーになってほしい。
 何かの記事で読んだが、現役時代の中村紀は落合博満の助言で打者として開眼したそうだ。コーチの言うことをうのみにばかりする選手は大成しないと言われているが、信頼を置けるコーチの言葉により進化する場合も多々ある。中村紀コーチによってブライトが開眼したらば「落合→中村紀→ブライト健太」という系譜ができる。
 では、来季の理想のスターティングメンバーを発表!!
1番・中堅・大島洋平
2番・遊撃・京田陽太
3番・三塁・高橋周平
4番・一塁・ビシエド
5番・右翼・根尾昂
6番・左翼・石川昂弥
7番・捕手・木下拓哉
8番・二塁…
 さあ、問題はセカンド。阿部寿樹に託すか、石垣雅海、高松渡にチャンスを与えるか。新たに勃発する中日セカンド問題。
 それと、外国人選手のこともある。新外国人が決まらない。A・マルティネスより打てる外国人が今のところ見当たらないとのこと。マルティネスだって外野のレギュラーを取りたい。
 さあ、ここらへんを解決して2022年優勝を目指してくれ!頼むぞ立浪新監督!(落語家)
 ▼立川志らく(たてかわ・しらく)1963年8月16日生まれ、東京都出身の58歳。本名・新間一弘。日大芸術学部在学中の85年10月に落語立川流家元の立川談志に入門。88年に二つ目となり、95年に真打ち昇進。映画に造詣が深く「シネマ落語」で注目を集める。98年の「異常暮色」で映画監督デビュー。2003年に劇団下町ダニーローズを結成。TBSテレビ系の情報番組「ひるおび!」でコメンテーターを務める。
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