敦賀水産卸売市場で今年最後の競り
2021年12月31日 05時00分 (12月31日 05時00分更新)
敦賀市の敦賀水産卸売市場で、今年最後の競りがあり、若狭湾内で取れたアジや寒ブリなど六十種類余りの鮮魚が次々と競り落とされた。
競りは午前七時半のサイレンとともに開始。場内には発泡スチロールに詰められた鮮魚がずらりと並び、集まった約六十人の仲買人が、競り人の威勢のいい掛け声に合わせて入札していった。
県漁連敦賀支所の松村芳浩支所長(60)は「今年は水温が高かったのもあり、春から秋にかけて漁獲量が伸び悩んだ。イカは例年の倍の値段が付いた」と話し、来年の大漁を期待した。年明けの競りは来年一月五日から。(林侑太郎)
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