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王者・井岡一翔「挑戦だと思って試合に臨む」今も型枠大工として働く雑草男・福永亮次と対決 大みそか世界戦前日計量クリア【ボクシング】

2021年12月30日 15時08分

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前日計量をパスし、ファイティングポーズを見せる井岡一翔(左)と福永亮次

前日計量をパスし、ファイティングポーズを見せる井岡一翔(左)と福永亮次

 ボクシングWBOスーパーフライ級タイトル戦(31日、東京・大田区総合体育館)の前日計量が30日、同会場で行われ王者・井岡一翔(32)=志成=が52・1キロ、挑戦者で同級6位の福永亮次(35)=角海老宝石=が52キロでクリアした。王者は「あとは戦いに備えるだけ」と冷静に話した。
 今回の試合は、井岡が同日に計画していたIBF王者との統一戦が新型コロナウイルス水際対策強化の影響で中止され、試合の約3週間前に急きょ対戦相手を福永に変更しての開催。井岡は「一度決まった統一戦が流れて、心境は複雑でしたけど、ここで立ち止まっていられない。初めての状況、挑戦だと思って試合に臨みます」と表情を引き締めた。福永はもともと来年1月15日に試合を予定しており、スケジュールを繰り上げての世界初挑戦。「問題ないです」と仕上がりに自信を見せた。
 王者にとって大みそかの試合は10度目。置かれた立場はまさしく好対照だ。井岡が「責任も感じるし、大みそかをボクシングで盛り上げたいという気持ちもあります」と話す一方、挑戦者は25歳でストレス解消のためボクシングを開始。当時から世界王者としてリングに立っていた井岡とは初対面で「芸能人に会ったような、この人と試合すんねや、すごいなという気持ち」と笑った。
 だが、今も型枠大工として働きながら戦う遅咲きの雑草男は、それで終わるつもりはない。「気合入りました。僕はこの試合に人生賭けてもいいと思っている。気持ちをすべて明日ぶつけます」と目に闘志を宿していた。

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