4強決めた中日Jr.止まらぬ一発攻勢 大会最多のチーム本塁打【NPB12球団Jr.トーナメント】
2021年12月30日 06時30分
学童軟式野球のNPB12球団ジュニア(Jr.)トーナメント2021第2日は29日、神宮球場ほかであり、中日Jr.は2回戦でロッテJr.を8―2で破りベスト4に進出した。準決勝でソフトバンクJr.と対戦する。中日Jr.は小久保颯弥遊撃手(名古屋市立福田小6年、中川青葉)が1回の先頭打者本塁打など2ホーマーを含む4打数4安打を放ち、抑え投手も務めた。中日Jr.は2試合で計11本塁打を記録、大会最多のチーム本塁打数を更新した。
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中日Jr.のアーチ量産が止まらない。この日は小久保が火ぶたを切った。1回に初球を右越えに先頭打者本塁打。「(7本塁打した)きのうの流れに乗っていこうと思った。センター方向に強く打とう」と第1ストライクを強振してチームメートを勇気づけた。
第2打席では三塁線を破る二塁打。続く打席でもスローボールを中堅フェンスを直撃する二塁打とした。圧巻は7回。2球目を左翼越えに打ち込み、中日Jr.に選ばれてからチーム最多の16本目のアーチをかけた。4打数4安打。湊川誠隆監督(41)は「いつも安定して力を出せる。ルックスも良くスター性があります」と絶賛した。
山本は4、5回に2打席連続本塁打。小久保と並んで大会2試合で3本目だ。「2本ともいいポイントで打てました。早めにタイミングを合わせているのがいいです」と好調を持続している。
どこからでもホームランが飛び出すのが中日Jr.の強み。大会最多のチーム本塁打をマークしたものの、湊川監督は「それでも前半は苦しい展開でした。ミスのないきっちりとした野球をしなければ」と手綱を緩めない。
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