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【石川】宝達志水で特養クラスター コロナ 千木病院は10人増

2021年12月29日 05時00分 (12月29日 10時53分更新)
 石川県は二十八日、新型コロナウイルスに新たに十四人が感染し、一人が死亡したと発表した。四人は宝達志水町の福祉施設入所者で、新たなクラスター(感染者集団)を認定。残る十人は金沢市の千木(せんぎ)病院関連で、累計は六十五人となった。
 新たなクラスターは宝達志水町の特別養護老人ホーム「ちどり園」。この日は七十〜九十歳以上の女性四人の感染が判明し、これまでに公表された九十歳以上の男女二人と合わせて六人に。感染者はいずれも同じフロアの入居者で、ワクチンは全員接種済みだった。
 同ホームなどによると、二十三日までにすべての入居者と職員約百八十人の検査を実施。感染者と接触のあった入居者らを中心に二回目の検査を実施したところ、四件が陽性だった。
 ホームではフロアごとに二十〜二十五人がまとまって生活し、他のフロアとの行き来はない。それぞれに職員が配置されている。基本的な感染対策は取られていたが、利用者の多くは高齢者で常時マスクを着けることが難しい上、職員が介助で密着することもあった。県は二人の感染が分かった段階でクラスター対策班を派遣したが、もう一度送り、感染対策を指導する。
 千木病院関連では、三回目の検査を五十四件実施したところ、これまでと同じ病棟で入院患者十人の感染が新たに判明した。
 亡くなったのは、内灘町の九十歳以上の男性。二十五日に公表された金沢市の九十歳以上の男性が医師の判断で取り下げられた。
 このほか、県内の五人がオミクロン株の疑いがある感染者と同じ国際便に搭乗していたことが判明。濃厚接触者として県内の宿泊療養施設に入る予定。

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