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近場メダイ 若狭湾・軍艦漁礁

2021年12月29日 05時00分

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当日最長寸89センチのメダイを手に筆者

当日最長寸89センチのメダイを手に筆者

  • 当日最長寸89センチのメダイを手に筆者
  • 軍艦漁礁に集結する遊漁船
 若狭湾の冬の風物詩・近場のメダイが今季は早くも本格化の様相だ。冬型が緩んだ11日、釣友2人と乗合船で出た。軍艦漁礁で89センチ頭に60センチ超の大型メダイが船中で22匹上がった。同湾のメダイはこれから冷え込みが厳しくなるにつれ、さらに近場に寄る。脂ビッシリの極上メダイを年末年始の食卓に届けてみてはいかが。 (中日釣ペン・向井直)
 午前6時、福井県おおい町若狭大島港から「庄栄丸」に満席の12人が乗り合って出た。釣り座は抽選で私たちは左舷ミヨシ2番から並んだ。1時間ほど走り、冠島を眺望する軍艦漁礁に到着した。西の風があり、少し波立つ海にアンカーが投入された。
 ハリス10号の図の仕掛けにオキアミ餌を抱き合わせ、ミヨシ2番から下ろした。水深120メートルで指示棚(水面下道糸+ゴムクッション長)は90〜95メートル。仕掛けは船下に入り、やや右舷ミヨシ方向に流れた。
 早速、右舷胴の間で竿が曲がった。兵庫県丹波市の宮武敏明さん(46)が船中第1号の70センチのメダイを上げた。続いて右舷ミヨシでも65センチ。10分後には釣友・稲葉賢治さん(73)が70センチのメダイを上げ、潮上でも期待が高まった。左隣の五十嵐宏樹さん(61)の竿も大きく曲がったが、これは道糸が切れた。
 その後、右隣のミヨシで岐阜県関市の相宮英雄さん(72)も60センチ超のメダイを取り込み、棚102メートルと教えてくれた。餌を取られないので、棚を107メートルまで下げると9時前、竿がグイーンと曲がった。かなり大型の手応えで慎重に上げた。オマツリのため、水面で針が外れたが、船長が玉網ですくってくれ、当日の最長寸89センチのメダイが上がった。稲葉さんは78センチを追加した。
 風と波が収まり、冬日和となった。周囲に多くの船が集まってきた。アタリが遠のき、11時に水深110メートルポイントに移動した。右舷ミヨシ側をメインにボツボツと60センチ超のメダイが上がった。相宮さんが73センチのマダイを上げた直後、私には70センチのメダイ。餌はオキアミとホタルイカの抱き合わせだった。同じ餌にした稲葉さんにまたも78センチのメダイが上がった。五十嵐さんには70センチのワラサだ。
 午後になりアタリが遠のいた。あちこちポイントを探った後の3時前、冠島に近い水深90メートルポイントで再開すると左舷5人の竿が曲がった。トモ寄りの関市の福田知司さん(56)に85センチ、稲葉さんは途中で外れたが五十嵐さんに待望の68センチのメダイが上がった。私には64センチ、相宮さんも同型メダイを上げる圧巻のシーンが見られた。午後3時半に沖上がり。
 結局、船全体で61〜89センチのメダイ22匹、73センチを頭に大型マダイ3匹、70センチ前後のワラサ10匹という大型ラッシュで、浦島礁(ぐり)をほうふつさせる釣果となった。私は64〜89センチのメダイ3匹に大満足。竿頭は相宮さんで61〜70センチのメダイ4匹とマダイ。残念ながら2人がメダイゼロだった。乗合料金1万4000円(餌別、氷付き)。(問)庄栄丸=(電)090(3271)6831
 【見通し&狙い目】今季は11月下旬から、近場でもメダイが上がっている。軍艦漁礁ではこれまで大型が多く交じり、時に90センチ以上の特大も姿を見せたようだ。数も近年では多い。11月末、軍艦漁礁にまき網が入ったものの、その後、新群れが到来したようだ。これから寒波襲来とともに水深80メートルほどの最近場の大型漁礁にも集まるだろう。型は50センチ前後のレギュラーサイズが多くなるが期待大だ。
 若狭湾のメダイは荒れ後の漁礁に群れが固まるので、冬型が緩んだら即釣行したい。釣り日和が続くと数が落ち、また貴重品なので巻き網にも狙われやすい。近場の仕掛けはハリス8号が標準だが、今季は大型が比較的多いのでハリス10号仕掛けも用意したい。

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