逆転勝ち日川の飯沼暖「兄のタックル見て『自分もやらなきゃ』という気持ち強く」【全国高校ラグビー】
2021年12月28日 23時26分
◇28日 第101回全国高校ラグビー第2日(大阪・花園ラグビー場)
1回戦11試合が行われ、日川(山梨)が関商工(岐阜)を47―29破って2回戦へ進んだ。
「兄のタックルを見て『自分もやらなきゃ』という気持ちが強くなりました。勝てて良かった」
関商工に47―29で逆転勝ちした日川のSH飯沼暖(2年)は胸を張った。日川は序盤は12点を先行されたが、飯沼の素早いパスでリズムを作り、ハーフタイムを挟んで6連続トライで鮮やかな逆転勝ち。飯沼自身も後半10分にトライをあげた。
兄は明大主将のSH飯沼蓮。26日の早大との大学選手権準々決勝では相手トライをゴール前で防ぐタックルを決めた。自分も負けていられない。
「去年は苦手だったパスを1年間ずっと個人練習してきて、他のプレーにも自信がつきました」
兄とは5歳違い。一緒にプレーしたことはなく、褒められたこともほとんどないが「今年の花園予選に勝ったあとは珍しく褒めてくれて、うれしかった」という。
兄に加え、父・健さんは筑波大―NECで、母・順子さんも女子日本代表で活躍。全員がSHだ。兄の明大は大学4強入りで年越しが決まった。次は弟の番。兄も果たせなかった花園での年越しをかけ、2回戦はシード校・長崎北陽台(長崎)に挑む。
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