ゲームクリエーター エイチーム 篠田知子さん(「ボードゲームデザイナー」関連)

2020年2月1日 00時00分 (10月6日 12時42分更新)

パソコンとタッチペンを使ってキャラクターを描く篠田知子さん=名古屋・名駅のエイチーム本社で

 子どもたちにも大人気のスマートフォンゲーム。開発するのは、ゲームクリエーターと呼ばれる人たちです。今回、こども記者が、IT企業「エイチーム」(名古屋市中村区)のゲームクリエーター、篠田知子さん(24)にお話を聞きました。

世界中が楽しむ躍動感を

 エイチームは、約二十の主力スマートフォンアプリを提供しています。
 「まず、遊び方やキャラクターなどを企画し、画像を作ります。画像がルール通りに動くようにシステムを作り、アプリを完成させます」と、篠田さんはゲームの作り方を説明してくれました。ゲームクリエーターたちはチームをつくり、作業を分担します。
 篠田さんは、画像を作る担当です。チームの仲間が考案したキャラクターやモンスターなどを、パソコンとタッチペンで描きます。画像は、キャラクター一体を描いて終わりではありません。腕などパーツごとに描き、組み合わせて動いているように見せます。躍動感ある表現に工夫し、一体について多い時は百個ほどパーツの画像を描きます。

スマホでの見栄え工夫

 パソコン画面で描きますが、表示されるのはスマートフォン。「小さい画面で見栄えを良くするにはどうしたらいいか考えます。内容に合わせて、かわいくしたり、かっこよくしたり。デザインを練ります」
 試作品で遊び、改良を重ね完成まで一、二年かけます。その後も飽きられないように内容を更新し、必要なら修正もします。
 小さいころから絵を描くのが大好きで、この仕事を選んだという篠田さん。手がけた「ユニゾンリーグ」は大ヒットし、思い入れが強いゲームだそうです。こども記者が「大変なことは何ですか」と質問すると、「文化が違う人たちに『面白い』『かっこいい』と思ってもらう内容に仕上げることです」と答えました。エイチームのゲームは、アメリカやヨーロッパ、アジアなど世界百数十カ国で楽しまれているのです。(構成・今村節)
<これまでの歩み>
2011年 高校卒業後、デザイン専門学校に進学
  14年 エイチームに入社、エンターテインメント事業本部グラフィックチームに配属
  15年 人気ゲーム「ユニゾンリーグ」制作チームに参加
<篠田さんから>
 ゲームは、たくさんの人が関わって作るので連携が大事です。自分のやりたいことを優先するより、「どうしたら楽しんでもらえるか」をみんなで考えます。
<2018年1月28日掲載>

お仕事道具のパソコンとペンタブレット、スマートフォン。パソコンと接続したスマートフォンで、画像を確認しながら描く=名古屋・名駅のエイチーム本社で

画像のイメージについての仲間との話し合い。壁一面に張られたホワイトボードを使う=名古屋・名駅のエイチーム本社で

関連キーワード

PR情報

お仕事ファイルの新着

記事一覧