ペットサロン ワンちゃんHOUSEまると 中西満さん(「美容師」関連)

2020年3月14日 00時00分 (10月6日 13時09分更新)

常連客の愛犬とふれあう中西満さん

 ペットは、犬もネコもウサギも鳥も、飼い主にとってかけがえのない家族の一員です。最近は毛のカットやしつけ練習、遊ぶ場所などを求めてペットサロンを利用する人が増えています。どんな場所なのか、こども記者が取材しました。

飼い主と犬に安心、満足

 名古屋市南区の「ワンちゃんHOUSEまると」は、2012年にオープンした犬専用のサロンです。入り口脇の屋外部分に、バスケットコートより広い敷地で犬が遊べる「ドッグラン」が広がっていました。
 中西満店長(46)に招かれた店内では、おやつや衣服、おもちゃなど多くの商品が販売されているのが目に入ります。奥にはガラスで仕切られた部屋が。「ペットホテルや、毛をカットするトリミングなど幅広く手掛けているよ」と教えてくれました。
 お客さんの多くが、わが子のように犬をかわいがる愛犬家。その役に立つ店づくりやサービスを考えるのが仕事です。店の運営や、お手入れやしつけの教室、里親探し、熱中症対策講座などの企画、おやつの手作りも担当します。
 取材時は、トイプードルなど3匹がトリミング中でした。ガラス越しに犬と目を合わせた記者たちは「かわいい!」と声を上げました。「知らない人が来ると、落ち着かなくなる子もいるのね。ワンちゃんやスタッフの安全を優先したいからガラス越しで見てほしいな」。室内に入りたい記者を気遣い、申し訳なさそうに話す中西さんに、犬を預かる重みを感じました。

ラン、しつけ教室…幅広く

 四角いケースの“部屋”が並ぶホテルの様子もうかがいました。巡回する中西さんにほえたり、なついたり、反応はさまざまです。
 「普段とは違う環境に置かれ、寂しがったり攻撃的になったりするワンちゃんもいます。預かる頭数が増える休日の前後は特に慌ただしくなり大変。でもえこひいきはせず、平等な対応を意識します」。どの犬も朝夕の1日2回、ドッグランで運動させるそうです。
 中西さんは、サロンを運営する酒類・食品販売会社での仕事が長く、昨年からサロンに関わります。犬は自宅で飼っていますが、仕事で扱うのは初めて。資格を取って犬の習性や対応法を学び、商品も覚えました。飼い主の気持ちを知るために、常連客と会話することも大切な情報収集の一つです。
 ペットに関わる仕事は、子どもに人気の職業です。ただ、排せつ物の処理や予想外の対応が必要なケースもあり、「好きなだけでは務まらない」。それでも「お客さんから『この店があってよかった』と言われるとやっぱりうれしい。安心してワンちゃんを預けられるお店を目指す気持ちが強くなるね」と語りました。
<中西さんから>
 ワンちゃんに関わる仕事ですが、人と関わることも非常に大事なことです。誰かの役に立つ人になるように心掛けてください。
<これまでの歩み>
1998年 愛知県春日井市の酒類・食品販売会社に入社。配達部門に長く勤務する
2016年 「ワンちゃんHOUSEまると」の店長に。「愛犬飼育管理士」の資格を取得し、「動物取扱責任者」の登録も受ける

中西さんを取材するこども記者たち=名古屋市南区で

犬の足にやさしいウッドチップ)が敷かれたドッグランで遊ぶ犬=名古屋市南区で

2畳ほどの広さがあるペットホテルの「スイートルーム」=名古屋市南区で

保存料や添加物を使用していない手作りおやつ=名古屋市南区で

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