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燃える釣りガール 愛知県常滑市・りんくう釣り護岸

2021年12月28日 05時00分

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かわいいカレイとクジメを手に西村さん(左)と山崎さん

かわいいカレイとクジメを手に西村さん(左)と山崎さん

  • かわいいカレイとクジメを手に西村さん(左)と山崎さん
  • セントレア大橋下に広がる「りんくう釣り護岸」

 台風並みの強風が吹き荒れた19日、愛知県常滑市の「りんくう釣り護岸」をウオッチした。好きな人はいるものだが、なかでも若い釣りガール2人が竿を出していたのにびっくりした。釣果は芳しくなかったが、「釣りは楽しい、また来る!」と笑顔でインタビューに応じてくれた。ほかにも寒さに負けず親子連れなど十数人が竿を振っており、釣り場は“熱かった”。アクセスしやすく足場もいいので、天候のいい日に狙えば、きっと楽しい釣りができる! (東條敏明)
 釣り護岸は南北に約1キロもあるコンクリート護岸。幅は4メートルほど。全面に柵が設置され、安全面も配慮されている。対岸には中部国際空港(セントレア)が見え、護岸の中央付近の頭上には同空港に架かるセントレア大橋と鉄道橋があるスケールの大きい釣り場だ。
 同橋付近を境に、南側には幅4〜5メートルの敷石が護岸下にある。ファミリーは足元に敷石がない北側が釣りやすい。水面までは3〜4メートルの高さがあるが、この日は強風にあおられた水しぶきが護岸上まで容赦なく襲ってきた。午前10時の気温7度、風速10メートル。小さなごみや砂が飛んできて目が開けられない時もあった。
 そんな中、女性2人がチョイ投げ竿を出していた。名古屋市の山崎美穂さん(35)と愛知県愛西市の西村和(いずみ)さん(25)だ。山崎さんは「子供のころから家族で釣りに親しんでおり、新舞子でカレイの30センチを釣ったこともある。釣りの楽しさを伝えたい」と職場の後輩を初体験に連れ出した。「こんなに寒くなるとは」と言いつつ、頭からウインドブレーカーをかぶり、マスクをし、ダイソーなど100均でそろえた道具も使い、アオイソメの餌で午前7時から始めた。
 10時半までに掛かったのは、強風にひらひらと舞うかわいいカレイとクジメ。2匹とも山崎さんが釣り、西村さんは残念ながらゼロ。でも「投げ方が難しいけど面白いです。今度はいいコンディションの日にチャレンジしたい!」と気合を入れつつ、笑顔で話す西村さん。「もう少しやって、風が強くなりすぎたらイオンにでも行って、癒やされて帰ります」とは山崎さん。
 名古屋市熱田区の吉越隆登君(11)も頑張っていた。父の健敏さん(43)の職場の友人親子と4人で釣っていた。最初はカサゴを狙っていたがダメで、投げサビキに替え、15センチほどのサッパ3匹と18センチくらいのイワシ1匹。「魚が掛かった時にグルグルと来る手応えがたまらない。寒いけどがまんできる。友達にも釣らせてあげたい(この時点で友達はゼロだった)!」と隆登君。「午前6時から始めたが、(寒さで)そろそろ限界かな〜。いつもならカサゴがよく釣れるんだけど」とは健敏さん。
 そのほか、投げ竿やルアーロッドを振っていた人たちの中で、スパイクオモリで遠投していた人が16、18センチのハゼを各1匹釣っていたのが目立った程度だった。未確認だが、大きなマゴチを釣って早々と帰った人がいたという情報もあった。この日は北西の季節風が強くてオモリも仕掛けも流されて釣りにくく、濁りも入っていた。
 季節風が収まれば、投げでカレイやハゼ、探り釣りではカサゴ、メバル、アイナメ、ルアーでシーバスが期待できるだろう。なお、北詰めの「りんくうビーチ」の砂浜や突堤は釣り禁止なので注意を。また、ライフジャケットは身に着けたい。
寄り道
 【常滑温泉・マーゴの湯】休憩スペースに1万4000冊の漫画やリラックスルーム、食事処などを備えた大型日帰り温泉施設。硫黄の湯や炭酸泉、シルク湯、サウナ、露天風呂も。中学生以上平日800円、土日祝900円、3歳〜小学生平日400円、土日祝450円。29〜1月3日は祝日料金。10〜23時(大みそかは22時閉店)営業。無休。駐車場は同じ敷地内にあるイオンモール常滑を利用。(電)0569(38)0126
 【めんたいパークとこなめ】めんたいこを一貫生産する「かねふく」が運営するめんたいこ専門のテーマパーク。入場無料。工場見学やできたてめんたいこの直売、めんたいミュージアムなどがある。フードコーナーの定番は自家製ジャンボおにぎり。「できたて明太子」「焼たらこ」「紅鮭」「ミックス」の4種あり、どれも1個税込み390円(店内飲食)。魚沼産コシヒカリに具がたっぷり。9時半〜17時半(土日祝日9〜18時、年末年始は28〜30、2〜4日9〜18時、31日9〜17時、1日9時半〜17時半)、無休。無料駐車場400台。(電)0569(35)9900
ガイド
 ▼交通 名鉄常滑線りんくう常滑下車、徒歩10分〜。マイカーは、知多横断道路・りんくうICを出て、すぐ。南端に「りんくう展望駐車場」、北端に「りんくうビーチ駐車場」がある。ともにトイレがあるので寒い冬は特に助かる。駐車料金は、展望広場が24時間利用可能で、入庫から24時間ごとに500円、入庫から60分間無料。りんくうビーチは7〜22時に利用でき、1回500円(11〜3月)で、入庫から30分間無料。釣り場近くに釣具店はないので餌などは前もって購入を。

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