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<池田健吾の爆釣天国>腰越港「秋田屋」から中深場五目

2021年12月28日 05時00分

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アカムツ(右)とシロムツを同時ゲット!うれし過ぎ〜

アカムツ(右)とシロムツを同時ゲット!うれし過ぎ〜

  • アカムツ(右)とシロムツを同時ゲット!うれし過ぎ〜
 寒くなってくるとグンと魚がうまくなるが、中でも特にこの時季おいしさが際立つのが中深場の魚達。クロムツ、キンメ、メダイ、アカムツを筆頭にスミヤキ、カサゴなど高級魚がそろいぶみで楽めるのが近年注目を浴びる相模湾のLT中深場五目だ。年末も迫ってきたし、おいしい魚はいくつあっても困らない。早速、鎌倉市腰越港「秋田屋」へと足を運んだ。 (爆釣天国 池田健吾)

◆仕掛長さや針種類 魚種や狙い方で変更

 中深場釣りはハードルが高いと思われていたのは一昔前まで。今やタックルの進歩により手軽に楽しめるターゲットに変化を遂げた。
 タックルは図を参照。竿は専用竿も数多く出されているが、持っていない人はアジビシ竿やイカ竿など150号まで対応可能な物なら代用できる。リールはPE5号が400メートル巻ける中型電動リールを使用。
 仕掛けは胴突き5〜8本針が標準。クロムツ主体の時は針数を少なくし、タナが高めのキンメが多い時には広いタナを探れるように全長がやや長めで針数の多い仕掛けを使うのもいいだろう。
 また、サバが多い時や手持ちで積極的に誘いを掛けながら釣りたい時などは全長の短い2〜3本針のアカムツ用仕掛けなども有効だ。オモリは150号。
 光の届かない深海では夜光玉などの光り物を使うと深海ザメなど招かざる客を寄せてしまうためあまり好まれないが、蛍光オレンジが効果的なのは長年の実釣で実証済み。そこで私は針チモトにイメージミックス企画・爆釣オレンジパイプを1〜2センチ切ってかぶせている。食いの良さはもちろんのこと、歯が鋭いクロムツ・アカムツからもハリス切れを守ってくれるのでイチオシだ。
 市販の仕掛けを使うならヤマシタ・中深場五目仕掛けがオススメ。これなら針先から通せるのでお試しあれ。

◆着底後に糸フケ取り10メートル上げて1メートルごとに落とし込む

<釣り方> オモリ着底後10メートルほど上げてから糸フケを取るために1〜2回、底ダチを取り直す。再び10メートルほど上げてから1メートル刻みにゆっくり落とし込んでアタリを待つ。アタリがあったら竿を大きくあおって確実に針掛かりさせてから追い食いを待つ。
 巻き上げのタイミングは船長の指示で行う。ムツ類は浮袋があるため、針から外れても水面に浮くが、キンメは水圧に強いため、残念ながらそのまま海中へ潜っていってしまう。

◆朝イチやや浅場 水深210メートルから

<実釣リポート> 今シーズン一番の冷え込みとなった翌日の20日に「秋田屋」を訪ねた。深場釣りファン4人が集まり夜明けを待って7時に出船。腰越港真沖のポイントまでは約20分。朝イチは、やや浅場でもアタリがあるということで210メートルで第1投目。海底に着き糸フケを取って10メートルほど上げたところから徐々に落とし込んでいくとすぐにアタリがきた。
 他の釣り人も全員アタリがあったようなので魚影が濃いと思い、追い食いを待つ。アタリが激しさを増して巻き上げの合図があり一斉にスイッチオン。上がってきたのは30〜35センチ級のクロムツ4匹掛け。餌にはサバの切り身と深場釣りで実績が高いヒメイカを交互に針付けしたが、何とヒメイカのみを選んで食っていた。恐るべしヒメイカの効果。
 流し換えて次の投入では全ての針にヒメイカを付けて投入してみると着底とほぼ同時に激しいアタリがあり、これは追い食いを待たずに巻き上げ開始。途中で何回も抵抗を見せて上がってきたのは2・5キロ級の良型メダイだった。
 日が高くなり出した3流し目からは250〜300メートル付近まで探索すると、途中サバの攻撃を受けて仕掛けが降りない時間もあったため平塚沖へ移動。その後もポツポツではあるがアタリがありクロムツ、メダイを追加したあとクライマックスが。
 小さな前アタリから竿先を押さえ込むようなアタリが。上がってきたのはうれしい30センチ級のアカムツだった。そして13時に沖上がり。
 釣果はクロムツ28〜35センチ6匹、アカムツ30センチ1匹、メダイ1〜2・5キロ2匹、ドンコ、シロムツ、サバ多数。期待していたキンメは今回出会えなかったが、例年1月以降に濁りが入り出すと型を見せ始めるのでこちらも楽しみだ。
<船宿メモ> 秋田屋=(電)0467(31)1289。LT中深場五目の乗合料金は1万1000円(氷、餌付き)。出船時間は予約時に確認を。併営のレストラン「鱗亭(りんてい)」で釣魚の調理可能、その場合は、できるだけ事前予約を。
<交通> 車の場合は横浜新道から国道1号へ。藤沢バイパス出口交差点で国道30号に入り、藤沢橋交差点を左折。国道467号を道なりに江の島方面へ向かい、小動交差点を右折して海沿いの国道134号に入った後、最初の信号を左折すると港に到着する。駐車場は一日500円。電車の場合は江ノ島電鉄の腰越駅下車。

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