本文へ移動

羽生結弦「僕にとっては勝たなきゃいけない場所」五輪3連覇へ決意表明 北京で勝つため“4回転半”にこだわる「今が一番うまい」

2021年12月27日 20時33分

このエントリーをはてなブックマークに追加
「メダリスト・オン・アイス」でポーズを取る羽生結弦。奥は坂本花織

「メダリスト・オン・アイス」でポーズを取る羽生結弦。奥は坂本花織

 フィギュアスケート男子で五輪2連覇中の羽生結弦(27)=ANA=が27日、大会2連覇で来年の北京五輪代表入りを決めた全日本選手権(さいたまスーパーアリーナ)の一夜明け取材に応じた。日本代表ユニホームに腕を通したとき、前人未到のクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)を成功させ、北京で3連覇する決意が芽生えたなどと心境を打ち明けた。
 26日夜。全日本選手権を制した羽生は、五輪代表会見の前に日本代表ユニホームを手渡された。「ジャージーに腕を通したとき、これが五輪なんだなって」。1度はふたをした勝負への熱い思いが込み上げてきた。
 前回の五輪から次の五輪への出場意欲はしばらく明らかにせず、今大会の前に初めて口にした。大会2連覇を飾り、3度目の五輪出場を決めた。「3連覇の権利を有しているのは僕しかいない。夢の続きをまた描いて、前回、前々回とは違った強さで五輪に臨みたい」。代表会見で語った思いは一夜明け、さらに強くなった。
 「五輪って発表会じゃない。僕にとっては勝たなきゃいけない場所。2連覇は絶対に失いたくないし、強い決意を持って勝ちたい」
 3月の世界選手権は3位。ネーサン・チェン(米国)に3連覇を許し、鍵山にも敗れた。「負ける確率の方が平昌五輪の時より間違いなく高い。今は」。負ける怖さもある。
 驚きの発言も飛び出した。「平昌の次のシーズンには降りられると思っていた」。4回転半は3季前に成功する青写真を描いていたのだ。今はけがの恐怖と、残り半回転を回る難しさに直面する。それでも北京で勝つため4回転半にこだわる。
 「4回転半にGOE(出来栄え点)を付けられる構成にしたい。4回転半とルッツ、ループという構成は現実的じゃない」。北京五輪まで1カ月余り。ループ、ルッツの4回転を跳ぶより4回転半成功に全力を注ぐ必勝プランを示し、「今が一番うまい」と自信を見せた。
おすすめ情報

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

中スポ
東京中日スポーツ