テレビ朝日アナウンサー 富川悠太さん
2018年4月8日 02時00分 (5月27日 05時17分更新)
キャスターを務める「報道ステーション」を終えて、帰宅するのは早くても深夜一時や二時。小学五年の長男と一年の次男がいるのですが、僕が帰ったときにはもう寝ています。
番組が始まった二〇〇四年から十二年間、現場リポーターをしていたときは、月の半分以上、家にいない生活でした。そんな中で結婚して子どもが生まれました。キャスターになってからも、なかなか家族と触れ合う時間が持てないので、帰宅したら、まず子どもの寝顔を見ます。布団をかけ直して、ほっぺにチュッとしたり、頭をなでて「大好きだよ」って耳元でささやいたりしています。寝顔を見るのが子どもの成長を確認する時間なんです。土日で休みのときも、子どもたちが好きなラーメンを作ったり、バドミントンをして遊んだりして、できるだけ一緒に楽しむ時間をつくっています。
振り返れば、自分の父親も自動車メーカーに勤めていて、忙しくてほとんど家にいませんでした。でも、休日は全力で触れ合ってくれた。高校まで野球をしていたのも、父とよくキャッチボールをしたのがきっかけでした。
勉強のことなどできつく言われたことはありませんが、唯一、中学二年のとき、一日十四時間勉強する塾の...
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