大谷翔平、あまねくスターとの違いは『笑顔と明るさ』 「スマイルで壁をぶち壊した」と地元紙紹介
2021年12月27日 12時59分
エンゼルスの球団地元紙ロサンゼルス・デーリーニューズは、「大谷翔平が朗らかに歴史をつくったシーズンこそ、エンゼルスのスターを特異な存在にしている」の見出しで、今季のア・リーグMVPに輝いた大谷翔平選手(27)を26日までに特集。笑顔、明るさと“ちゃめっ気”こそが、他のあまねくスター選手たちとの大きな違いだとした。
同紙は「大谷はスマイルで壁をぶち壊した」と評し、9月19日のアスレチックス戦でのエピソードを紹介。先発投手・大谷は3、8回、強打者オルソンへの敬遠四球を命じられた。すると、イニングを終えてベンチに戻る際、右腕は2度ともマドン監督に笑いながら「ノー・ノー・ノー」を意味するジェスチャーをしてみせたという。マドン監督は「あいつは俺に向けて人さし指を立てて、横に振りやがったんだ」と苦笑した。
今季の大谷はメジャー4年目で復活した“二刀流”を引っ提げ、打者でリーグ3位、メジャー日本選手で史上最多の46本塁打。投手では23試合に先発し、9勝2敗、リーグ3位相当の防御率3・18、156奪三振をマークした。
「ニッコリ笑って人を斬る」と称されたのは国定忠治だが、大谷も投手を、打者をなで斬るとき、常に笑顔だ。
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