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【羽生結弦の会見詳報】「本当に死にに行くようなジャンプをずっとしていた」「悔しいですけどね。うふふ」

2021年12月26日 23時33分

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北京冬季五輪代表に決まり、記者会見する羽生結弦

北京冬季五輪代表に決まり、記者会見する羽生結弦

◇26日 フィギュアスケート全日本選手権 男子フリー
 羽生結弦(27)=ANA=がフリーで211・05点をマークする異次元の演技。合計322・36点で2年連続6度目の全日本王者に輝き、北京五輪出場を決めた。競技終了後会見に応じた。内容は次の通り。
ー今日のフリー演技を振り返って
羽生「疲れました。ただ、4A込みで通す練習を昨年同様の練習が、ある程度まで、自分の中では6割程度、60%くらいの達成度で練習ができて、これてはいたので、何とかもったかな、というような印象です。ただ、ループと比べものにならないくらい体力の消耗がありました」
ー初めて4回転アクセルに挑戦したが
 「今日の朝の練習で、自分の中では回せることは期待していなくて、とにかく本番が一番大事なので、本番に合わしきれるようにって、練習していました。ただ、あまりにも跳べなさすぎて、若干失望していて、本番に行くまでにかなり精神がぐちゃぐちゃになっていたんですけど、そういうことを含めて、やっぱり4回転半、まだ自分自身が成功しきれていないジャンプを本番で使用するっていうのは、そういうことも含めて難しいんだなと改めて感じさせてもらえたなと思います」
ー今回の4回転アクセルの出来栄えは
 「まあ、頑張ったなという感じです。初日のあのアクセルを、みなさん初日で見ていて、羽生、めちゃくちゃアクセル上手になったじゃんと思われたと思うんですけど、あれができるようになったのが、本当にまだ、ここ2週間くらいなんですよね。それまではずっと、ぶっ飛ばして跳んでいて、軸が作れなくて、回転ももっともっと足りなくて、何回も何回も体を打ち付けて、本当に死にに行くようなジャンプをずっとしていたんですけど、何か、やっとああいうふうになり始めて、でも、それが毎日できるわけじゃないんですね。だから、皆さんの中で、これは跳べるんじゃないかと思っていただけたと思うんですけど、正直、結構、まだいっぱいいっぱいです。あそこまででも。軸を作るということが、どれだけ大変なのかということと、その軸を作りきれる自信ができて、それから100%で回りきるということをやっていかないと駄目なので、まっ、試合の中であれだけできたら、今の自分にとっては、妥協できるところにいるんじゃないかと思います… 悔しいですけどね。うふふ」
ーオリンピックは挑戦するか
 「正直言っちゃうと、NHK杯前に、これよりももっと悪い出来でしたけど、やっと立てるようになったのがNHK杯前で、立てたなと思ったら、次の次の日にあたりに捻挫して、その後、捻挫したら、ストレスとかいろいろたまって食道炎になって熱が出てみたいなのがいろいろあって、1カ月間全然何もできなかったんですけど、その時点でやめちゃおうかなと思ったんですよ。ここまでこられたし、形にはなったし、こけなくなったしなと思って、この全日本に来るまでも、NHK杯よりもうまくなってしまいましたけど、あの、何て言えばいいんですかね。正直、これでいいんじゃないかなと思ったんですよね。自分の中で、やめてもいいんじゃないかなと。皆さんに、羽生さんにしかできないですよ、とか。羽生ならできるよって、言ってもらえるのはすごくうれしいんですけど、自分の中で限界をすごく感じたんですよね。だから、もうこれでいいじゃん、と思ったんですけど、すごく悩んで悩んで、苦しんで、もうちょっとだけ、せっかくここまで来たんだったら、やっぱ降りたいって言っているという自分がいるんで、めちゃくちゃ皆さんに迷惑を掛けるかもしれないですけど、もうちょっとだけ頑張ります!」
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