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【村上佳菜子スマイルレポート・特別編】五輪「魔物」の正体は…国を背負う重圧 大切なのは「楽しむこと」

2022年1月1日 09時30分

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ソチ五輪での村上佳菜子=2014年

ソチ五輪での村上佳菜子=2014年

 五輪には「魔物」がいると言われます。自分の経験から考えると、正体は国を背負うというプレッシャーだと思います。他の世界大会も日の丸をつけて戦うのですが、五輪は全く別物でした。ものすごいプレッシャーだったのを覚えています。
 まずは、環境が違います。というか、どの大会とも似ていなかった。空港到着後に選手村に向かうとき、選手村の生活、会場に向かうとき…。全てが違います。練習時間も短い。「ここが心配だからやっておこう」ということもなかなかできません。私は他の国際大会との違いを受け入れるまで時間がかかりました。
 きっと、他の競技も同じだと思います。最も大事なのはメンタルを含めて自分をうまくコントロールできるかです。代表に選ばれたことで「五輪だ!」という心の高ぶりは当然、あります。その中で、どんな姿を見せたいかを事前に考えて調整し、普段通りの感覚で試合に臨んでほしいです。その中で存分に楽しむこともとても大切です。
 フィギュアスケートですが、やはり女子はロシア勢が強いです。でも、日本勢も観客やジャッジを魅了する演技、迫力あるジャンプなどそれぞれの魅力を持った選手がたくさんいます。五輪でも魅力あふれる演技が見られるのが楽しみです。男子はネーサン・チェン選手ら米国勢と日本勢がどう競い合うか注目です。(プロフィギュアスケーター、ソチ五輪代表)
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