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「2位の自分に満足していた」宇野昌磨 今年の目標は「そこを破ってトップで争う選手に!」【フィギュア】

2022年1月1日 11時30分

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宇野昌磨

宇野昌磨

 2月4日に開会式を迎える北京冬季五輪で、日本勢は多くの活躍が期待される。フィギュアスケート男子は2018年平昌大会銀メダルの宇野昌磨(24)=トヨタ自動車、中京大=が、昨季の世界選手権2位の鍵山優真(18)=オリエンタルバイオ・星槎=と競い合って、好成績を狙う。
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 登山家は未踏ルートに心を熱くする。宇野昌磨もこれまで自ら歩んでこなかった道を選んだ。
 「2位の自分に満足していた。一度でいいからそこを破ってトップで争う選手になりたい」
 宇野はシニア転向後、世界一を争う大会に勝っていない。世界選手権、グランプリ(GP)ファイナルはともに2位が2度、前回平昌五輪も2位。同大会で連覇を果たした羽生結弦(27)=ANA、世界選手権3連覇のネーサン・チェン(22)=米国=がいつも前に立ちはだかった。
 うまくなりたいと思うがあまり、自身を追いつめた。しかし2季前から師事する06年トリノ五輪銀メダルのステファン・ランビエルコーチと接し、昔のようにスケートを楽しめるようになった。
 「世界一になれる」。ランビエルコーチの言葉を信じ、期待に応えようと練習すると、自然に調子も上向く。5種類の4回転ジャンプを操るチェンを意識し、今季は4種類の4回転を跳ぶ過去最高難度の構成にした。
 「ジャンプを跳ばないとネーサン・チェン選手がいる限り1位は無理。4位、5位になるリスクを背負って挑まないといけない」
 昨季から加えたのは、前回五輪シーズン以来の4回転ループ。今オフ、新たな4回転習得に励む6歳下の姿に駆り立てられた。「彼に尊敬されているからこそ、期待に応えられる選手でいたい」
 彼とは、来春に宇野と同じ中京大に進学意向を示す鍵山優真(18)=オリエンタルバイオ・星槎。「今までの失敗を恐れる自分ではなく、一つの成功を目指してひたむきに、どれだけくじけても、立ち上がってやり続ける自分でいたい」と宇野。切磋琢磨(せっさたくま)できる相棒と表彰台の真ん中を狙う。
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