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【村上佳菜子スマイルレポート】すごかった!今大会にかける女子の強い思い「やっぱり、全日本っていいなぁ」

2021年12月25日 23時23分

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女子フリーで演技を終え、喜ぶ坂本花織

女子フリーで演技を終え、喜ぶ坂本花織

 すごかった! 女子の演技を見終わった後の率直な感想です。今回の全日本にかける強い思いがこちらまで伝わってきました。演技に心をつかまれ「やっぱり、全日本っていいなぁ」と感じてなりませんでした。
 SP僅差の中で、フリーはどれだけミスを少なくするかということが結果を左右するのではとみていました。その中で坂本花織選手の安定感が際立っていました。当日の練習の時から最もミスが少なかったのですが、演技までの過程、本番でも落ち着きがありました。
 GPファイナルが中止となったことで、動揺もあったと思います。しかし、全日本は内容をしっかりまとめました。後半にあれだけのジャンプの高さやスピード感を出せるのはよほどの練習を積んでいなければできません。先生と一緒に積み上げたものを最後まで信じ切れたことが好演技につながった要因とみます。
 2位の樋口新葉(わかば)選手も本当に素晴らしかった。涙が出ました。平昌五輪の選考で悔しい思いをしました。あの経験があったからこそ、フリーでの強い姿があったのだと思います。練習や演技を見ていて、これまでとは試合との向き合い方が違うと感じていましたが、この日も自分をうまくコントロールして「ライオンキング」の世界を存分にみせてくれました。
 3位の河辺愛菜(まな)選手は今シーズンの勢いをそのまま出してくれました。プレッシャーがかかる大会のSPとフリーでトリプルアクセルをそろえたことは本当にいい経験になります。まだ伸びしろがある選手です。さらなる成長を期待します。
 アイスダンスは小松原美里、小松原尊組も村元哉中、高橋大輔組もできることをやり切ったという感じがします。力は出し切ったと思います。女子も含めて素晴らしい演技を見せてもらい、勇気をもらいました。選手のみなさんに感謝します。(プロフィギュアスケーター、ソチ五輪代表)
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