【グランパス】補強第3弾は鳥栖から仙頭!技術と視野の広さ武器のMF 課題の得点力アップ貢献に期待
2021年12月25日 22時23分
名古屋グランパスは25日、鳥栖からMF仙頭啓矢(26)を完全移籍で獲得したと発表した。今オフの他クラブからの完全移籍加入は、鹿島からMFレオシルバ(36)、同じ鳥栖からMF酒井宣福(29)に続いて3人目となる。
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仙頭は今季加入した鳥栖で、攻撃的MFからボランチに転向。20年の横浜M在籍時以来、2度目となるJ1で定位置を確保し、リーグ全38試合に出場した。
クラブを通じて「名古屋グランパスファミリーの皆さま。鳥栖から、移籍してきました仙頭啓矢です。タイトル獲得に貢献できるように、自分の全てを出して闘います。よろしくお願いします」とコメントを寄せた。
仙頭の持ち味は高い攻撃センス。京都橘高時代には、同高の後輩で元グランパスのMF小屋松知哉(現鳥栖)とともに全国選手権の得点王に輝いた。東洋大を経て加入した京都では、プロ3季目の2019年にJ2で36試合10得点をマーク。170センチと小柄だが、技術と視野の広さを武器にゴールに絡む能力は折り紙付きだ。
グランパスで予想されるのは中盤、あるいは2列目の攻撃的な選手としての起用。グランパスの今季リーグ総得点「44」は、リーグで9番目。ペナルティーエリア手前からボールを運び、ゴールを演出する、決定的な仕事に期待がかかる。
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