大みそかに10度目ファイトの井岡一翔、ドタバタの4度目防衛戦へ顔色も良く仕上がり上々【ボクシング】
2021年12月23日 14時27分
ボクシングのWBOスーパーフライ級タイトル戦(31日、東京・大田区総合体育館)で同級4度目の防衛戦を行う王者・井岡一翔(32)=志成=が23日、オンラインで公開練習を行った。公開したのはストレッチと2分間のシャドーボクシングのみだったが、顔色も良く水分補給をする余裕もあって体調の良さをうかがわせた。
「体重はリミットまで3~4キロ。あとはコンディションと体重、しっかりといい状態を作れるようにやっていきたい」
自身にとって10度目の大みそかの試合。当初実施されるはずだったIBF同級王者アンカハス(フィリピン)との統一戦が新型コロナウイルス水際対策強化の影響で中止となり、急きょWBO同級6位の福永亮次(角海老宝石)を挑戦者に迎えて開催と、かつてない事態になっている。
「いろいろなことがあって試合をすることになったが、戦い続けてきたから10回も(大みそかに試合が)できている。今年最後に戦う姿を見てもらえれば」。コロナ禍で師事するイスマエル・サラス・トレーナー(キューバ)が今回もセコンドにつけないが、日本人唯一の世界4階級王者は全てを乗り越えて勝利をつかむ。
【合わせて読みたい】
◆井岡一翔「気持ちが最高潮で中止…」対戦相手が変わった大みそかの戦い
◆急きょ井岡一翔との対戦が決まった福永亮次が抱負「記念マッチで終わらせない」
◆井上尚弥が井岡”タトゥー”問題に言及
◆井岡一翔「気持ちが最高潮で中止…」対戦相手が変わった大みそかの戦い
◆急きょ井岡一翔との対戦が決まった福永亮次が抱負「記念マッチで終わらせない」
◆井上尚弥が井岡”タトゥー”問題に言及
おすすめ情報
-
ボクシング田中教仁37歳が急遽世界挑戦 日本勢が勝った例なし「やってやりたい」
2022年8月16日
-
柔道元五輪金メダリストの石井慧がボクシングデビュー 判定勝利を収める
2022年8月14日