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【山崎照朝コラム】空手全日本選手権2連覇の22歳の崎山優成 明るい希望

2021年12月23日 06時00分

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 空手の全日本選手権は12日に終了し、体重無差別の個人組手の男子は22歳の崎山優成(近大)が2―1で優勝し、昨年に続く2連覇を飾った。決勝は緊迫した戦いだった。崎山は準決勝を5―1と快勝した勢いで決勝も戦い、鈴木晃成(帝京大)に上段突きで先取を奪って流れをつくり、接戦を制した。崎山は「大学選手権では自分のせいで情けない思いをした」と声を詰まらせたが、その屈辱を払拭(ふっしょく)した優勝に「良かったです」と涙を拭った。
 空手は東京五輪で初めて追加種目に採用され、男子形で喜友名諒(劉衛流龍鳳会)が金メダル。女子形も清水希容(ミキハウス)が銀メダルと結果を残した。だが組手は男女で荒賀龍太郎(荒賀道場)の銅メダル1個だった。全日本選手権は五輪後最初の大会で注目されたが、男子形で喜友名が前人未到の10連覇。女子形の大野ひかる(大分市消防局)も28・02点の高得点で昨年に続き大会2連覇を果たし、会場を沸かせた。
 残念ながら空手は今月9日にあった国際オリンピック委員会(IOC)理事会で2028年ロサンゼルス五輪の追加種目から漏れた。すでに24年パリ五輪では外されていたので2大会連続の除外。巻き返しには本家の日本がインパクトのあるパフォーマンスを見せる必要がある。若い崎山の活躍は明るい希望だ。

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