【F1】ニコラス・ラティフィ、殺害予告を受けていた 最終戦クラッシュでやり玉「多くのヘイトや誹謗中傷…大きなショック」
2021年12月22日 11時32分
F1のウィリアムズに所属するニコラス・ラティフィ(26)が21日、自身の公式サイトを通じてSNSで多くの誹謗(ひぼう)中傷を受け、中には殺害予告もあったことを公表した。
「ソーシャルメディアのアカウントで公開されたものはDM(ダイレクトメッセージ)を含めて何千ものメッセージが届いた。ほとんどは僕を応援してくれるものだったが、多くのヘイトや誹謗中傷も受けた」と明かし、「過剰なトーンのヘイトやそしりだけでなく、殺害予告もあり、大きなショックにさいなまれた」ともつづった。
12日の最終戦アブダビGPで終盤に自身がクラッシュし、セーフティーカーが投入された。
その後は、リスタートの手続きを巡って慌ただしい事態となり、残り1周でレースが再開されると、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン(オランダ)がトップを走行したメルセデスのルイス・ハミルトン(英国)をかわして逆転優勝。初のシリーズ王者を手にした。
ラティフィのクラッシュがなければ、ハミルトンがそのままレースに優勝し、タイトルを手にした公算が大きかったとされ、レース後はクラッシュ劇がやり玉に挙がっていた。
ラティフィは今季がF1参戦2年目で、ランキング17位。決勝最上位はハンガリーGPの7位だった。来季もウィリアムズで参戦する。
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